自衛隊員は常に外国のスパイに狙われている。給料の安さにつけこみ…
新型コロナ対策でもっとも早く動いたのは北朝鮮、台湾、イスラエル
【動画】⇒8分55秒~14分51秒の部分を御覧ください だ・か・ら、ウイルスを国内に入れない素早い対策ができたのですよ! 国民を守る情報を得るためには、しっかりした情報機関が絶えず水面下で世界の情報を監視しなくてはダメです。このことは今回の新型コロナウイルス問題でも明らかになったかと思います。しかし、自衛隊は残念ながらまだまだ戦時体制どころか平時の情報を得るために充分な情報機関の体制すら作り上げることができないままなのです。国外の情報を獲得するための秘密裏の諜報活動なんて予算と体制上、不可能です。
陸上自衛隊の元東部方面総監による情報漏洩事件
この秘密漏洩事件の場合も、レセプションで偶然を装って近づき、繰り返し飲食店で会って信頼を強めるという“定番セオリー”が使われました。東京地検は持ち出された教範は「秘密」に該当するとしましたが、この事件については起訴猶予処分に終わりました。
この連載でも以前に自衛隊由来のオークション出品問題を指摘しましたが、この秘密漏洩事件で問題視された「教範」も高値で出品された事例があります。その事例の「教範」はかなり年代が古く、現在の自衛隊では秘密ではなくなったものかもしれません。しかし、「情報を売り買いする人」の存在が確かにそこに見え隠れしています。そう考えると恐ろしく思います。
冒頭で述べたソフトバンク元社員は、機密情報や資料を渡した際の報酬は1回当たり数万円だったと供述しています。やはり、情報を得るための金銭の受け渡しがあったわけです。外国はふんだんに国の予算を使い、ハニトラや脅迫などあらゆる手段を用いて相手を篭絡しようとします。
「私は自衛隊からメッチャたくさん給料をもらっていますから、飲食費は自分で出します」と嫌味なくらいにハッキリと断わる自衛官だらけなら、秘密漏洩事件も起きませんよね。さらに! 自衛官になりたい人が山ほど押しかけてくることになります。いいことづくめですね。不況の中で自衛隊といういい就職先ができますし、辞めようと思う人も激減するはずです。精神論だけで自衛官を貧しい状況に置いてはいけないのです。国家の安全保障のためにも、さらに自衛官の給料UPを! と願います。
おがさわら・りえ◎国防ジャーナリスト、自衛官守る会代表。著書に『自衛隊員は基地のトイレットペーパーを「自腹」で買う』(扶桑社新書)。『月刊Hanada』『正論』『WiLL』『夕刊フジ』等にも寄稿する。雅号・静苑。@riekabot
| 『自衛隊員は基地のトイレットペーパーを「自腹」で買う』 日本の安全保障を担う自衛隊員が、理不尽な環境で日々の激務に耐え忍んでいる…… ![]() ![]() |
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