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ロックダウン中のLAでは銃器ショップに行列…在住日本人が語る

アジア人ヘイトも…

 レストラン、バーなどの飲食店はすべてクローズしているが、デリバリーやテイクアウトは可能だという。 「一度だけテイクアウトをしてみたんですが、マスクもしていないメキシコ人が料理しているのを見て、嫌になってやめちゃいました。ロックダウンしてからというものの、コロナウイルスへの恐怖心はより増してきたように感じます。一歩でも外に出るときは絶対にマスクを外せないようになってしまいました」  そうした警戒心は街全体を覆い尽くし、歪んだかたちで現れ始めているという。 「市内の銃器ショップでは、恐怖心か不安からか行列ができています。私たちに直結しているのは『アジア人ヘイト』。先日、ある日系人が車に乗っていたら、いきなり見知らぬ人から卵を窓に叩きつけられる事件が起きました。アメリカ人にとっては、中国人も日本人も見分けがつかないので、コロナをばらまいた敵として見られてしまうのです。怖いので日本人仲間の間では、女性が車でスーパーに行くにしても絶対に一人ではいかないようにしようと、話し合っています」
銃器ショップにも行列

銃器ショップにも行列。見えない恐怖が人々の心を締め付ける…

 このような剣呑とした雰囲気のなかに閉じ込められ、真っ当な精神を維持していくのは大変なことであろう。市民はどのようにストレスを発散させているのだろうか。 「実は、ロスは昨年から娯楽用大麻が解禁されているんですが、大麻は“エッセンシャル”つまり必需品とされ、規制の対象外となっています。ロックダウン以前からデリバリーで買えるシステムもあるんで、これまで通り入手できるんですよ。  あと、ロスにはカジノも数箇所かあって現在は封鎖されていますが、ギャンブル好きな人は合法なオンラインカジノで楽しんでいるようです。とは言ってみましたものの、これらは日本では非合法なので、あまり参考になりませんね(笑)。となると、月並みですが、ネットフリックスやアマゾンプライムなどで、映画やドラマを楽しむのはいかがでしょうか。  あと体が訛ってくるので、余裕があればウォーキングマシーンのような健康器具のようなものも用意しておくのもいいかもしれません。つい食料や日用品にばかり気が行ってしまいますが、心身をどう維持していくかというケアも大切だと思います」  備えあれば憂いなし。“Xデー”はもうすぐかもしれない。 <文/駒込龍太>
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