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コロナ騒動を横目に片道1000円の韓国カジノ旅、場内はマスク姿の日本人だらけ…

 新型コロナウィルスの世界的蔓延を受けて海外旅行自粛が言われているなか、「カジノ旅」を目的に海外に渡ったツワモノがいる。彼が向かった先は韓国。中国に次いで感染者数が多い国として、先ほど日本でも渡航制限を敷いたばかりの国である。30代サラリーマンギャンブラーが、コロナ騒動真っただ中の“旅打ち”で見た光景とは――。

飛行機の中はガラガラだった(3月4日。吉村さん撮影)

エア代は往復1万円以下…

「もちろん自粛ムードは理解していましたし、後ろめたさはありましたよ。ただ、ギャンブラーって利己的な人間が多いんです。こういう時、社会の方が過敏になりすぎていると考えちゃうんですよ。クラスター感染が起きている武漢や大邱に行くわけではないですし、それなら日本国内にいたって危険でしょうってね」  そうケロリと話すのは、都内在住の会社員・吉村将さん(35・仮名)である。吉村さんが韓国に向かったのは3月4日。滞在時間24時間の0泊2日の弾丸ツアーである。  吉村さんの趣味は、たまの休みのカジノ旅。2、3ヶ月に一度、休みを利用し韓国やフィリピン、マカオを訪れ、カジノに籠ってギャンブルに興じるという。 「うちの会社もコロナで在宅勤務が奨励されたり、勤務体系が緩くなっています。そんな矢先、平日のど真ん中に二日ばかし有給が取れましてね。これはチャンスと思って、エクスペディアを検索し始めたのです。すると成田―仁川便のLCCがこれまで見たこともない金額のチケットが出ていました」  運賃は片道1000円。空港利用税・燃油サーチャージを加えても、往復9649円という破格の値段だった。東京−名古屋間の新幹線の片道料金よりも安い。 「韓国に行く時はいつもLCCを利用しますが、昨年日韓関係が悪化した時だって、せいぜい総額1万5000円くらいでした。こりゃ美味しすぎるってポチりました」  吉村さんがさらに驚いたのは、空港についてからの光景だった。入管も搭乗もガラガラ。行きの便には15人くらいしか乗っていなかったという。 「いつもなら肩を窄めてのLCCの空旅が、三席シート独占のビジネスクラス状態です。シートベルトサインが消えた瞬間、横たわりぐっすり。気づけば仁川でした。アジアのハブ空港で知られる仁川空港はいつも大混雑で30分くらい並ぶんですが、この日はスイスイであっという間に入国できました」
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中国人は見かけず日本人だらけ
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