恋愛・結婚

話題の「コロナ離婚」。夫婦の危機をどう乗り越える?

話し合いが成立しないときはどうすべき?

 そもそも話し合いの席についてくれない。そういうときはどうすべきか? 何度も「話そう」と語りかけてもかわされてしまう、「そもそも話し合いが成立しない」という経験をしたことがある人も多いかと思います。  私、犬山が取材を重ねて出した答えは「第三者、できれば相手が尊敬している人の力を借りる」こと。どんなことであれ、まずは第三者に相談すべきなんです。人はなかなか自分の問題を自覚できていないもので「話し合いにならない」ことにすら気がついていない相手も多い。  相談できる人が見当たらない、連絡を取れない場合は、プロの力を借りること(臨床心理士の資格を持っていたりと、トンデモではないカウンセラーがベスト)。連れて行くのが難しい場合「自分が不安に思っていることがあり、カウンセリングに一人で行くのはとても緊張するのでついてきて欲しい」と相手を誘うのも手でしょう。  それでも話し合いができない相手は、私なら離婚を強く考えます。「話し合いができない、自分の意見を聞いてもらえない」=「自分を尊重してもらえない」という状況で、どんどん自尊心が削がれてしまうからです。この状態になると「別れた方がよいのに依存してしまっているためできない」という構図が生まれてしまいます。 【犬山紙子】 作家、タレント。’81年、大阪府生まれ。現在、週刊SPA! にて「他人円満」を連載中。過去には小誌で7年間「痛男」を連載。著書に『アドバイスかと思ったら呪いだった。』(ポプラ文庫)など。新刊『すべての夫婦には問題があり、すべての問題には解決策がある』(扶桑社刊)が発売中
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すべての夫婦には問題があり、すべての問題には解決策がある

育児・家事、夫婦ゲンカ、不妊治療、セックスレス 、不倫etc. “壁”を乗り越えた巷の夫婦を徹底取材して見えてきた【夫婦円満のための100のヒントを収録!】
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