トヨタ・コロナはいつなくなった? 一番輝いていたのは3代目…
初代からプレミオまでコロナの系譜
’57年発売。トヨタとしてはクラウンに続く第2のモデルであり、クラウンよりやや小ぶりなセダンとして誕生した。その見た目から、愛称は「ダルマコロナ」。当時の需要は主にタクシーだった。
▼2代目コロナ
’60年発売。トヨタがダットサン・ブルーバードに打ち勝つべく、総力を挙げて開発した。日本初のトルコンAT「トヨグライド」も搭載されたが、技術の日産との戦いに勝つことはできなかった。
▼3代目コロナ
今度こそブルーバードに勝つべく、開通したばかりの名神高速道路で10万㎞連続高速走行テストを実行。デザインも斬新だったため人気が急上昇し、ついにブルーバードを破って日本一の座に。
▼7代目コロナ
4代目以降のコロナは、パッとしない平凡なモデルが続いた。’82年に発売された7代目も、見た目はまったくパッとしなかったが、ツインカムターボエンジンを搭載した「GT-T」が設定された。
▼10代目コロナ
8代目からFF化されたが、パッとしない地味なキャラクターは不動。’92年発売の10代目はスポーティ路線からも撤退し、徹底的に実用的なセダンに。これがコロナとして最後のモデルになった。
▼現行プレミオ
’07年に発売され、2度のビッグマイナーチェンジを経て、13年間も販売され続けている。オーナーは超高齢化し、もはや開発費をかけてモデルチェンジする価値がない化石商品となった。涙
【結論!】
コロナというクルマは超メジャーでありながら、おおむね一貫して地味で平凡な存在で、人に危害を加えるイメージはゼロでした。新型コロナウイルスも早くそうなることを心から祈ります。
―[道路交通ジャーナリスト清水草一]―
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中 1
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