更新日:2020年06月03日 10:01
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コロナ禍の皇室。家族愛が深まった秋篠宮家、上皇陛下の外出に厳戒態勢

皇室で初めて私的外出された上皇さま

仙洞仮御所に入られる上皇ご夫妻=3月31日、東京都港区(代表撮影/時事)

仙洞仮御所に入られる上皇ご夫妻=3月31日、東京都港区(代表撮影/時事)

 新型コロナウイルスの影響は、日本の皇室にも影響を及ぼした。  政府が緊急事態宣言を全面解除した3日後の5月28日、2か月ぶりに上皇さまが外出され、ハゼの研究のために皇居を訪れられた。  この期間、天皇陛下や皇后・雅子さまは皇居での行事に出席するために外出されることはあったが、“私的な外出”がなされるのは、皇室の中では初めてだった。 「皇族が新型コロナウイルスにかかったとなれば日本の一大事ですので、これまで皇族方は家に閉じこもられ、お出かけになることもできませんでした。しかし今回、上皇さまがまず一番に外出されたことで、『自分も外出出来るのでは』と計画されている皇族方もいらっしゃいます」(宮内庁関係者)  東日本大地震などの災害時にはたびたび被災地を訪問し、心を寄り添われる活動をしてきた皇室にとって、今回のコロナ禍では行動も制限され、病院などの現場を訪問することも難しくなっている。  このような状況下において、上皇さまが久しぶりに外出をされるということで、宮内庁では朝から慌ただしい雰囲気となった。 「皇居の乾門に報道各社のカメラマンや記者、ギャラリーも集まり、警備も厳戒態勢でした。数日前に皇居に不審な男が侵入する事件もあったので、今日は何かあっては絶対ならないと緊張感がありました」(同宮内庁関係者)
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警備を震撼させた皇居侵入事件
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