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コロナ禍の皇室。家族愛が深まった秋篠宮家、上皇陛下の外出に厳戒態勢

警備を震撼させた皇居侵入事件

 上皇さまが皇居を訪れる3日前の5月25日、緊急事態宣言が全面解除される日の朝、男が皇居に侵入する事件が起きた。白昼堂々、警視庁の向かいにある桜田門の脇からお堀を泳いで皇居側に渡り、高さ20メートル近い塀を登って皇居に侵入したのである。  男はすぐに警察官に取り押さえられて事なきを得たが、当時、天皇陛下が皇居を訪れられていたということもあり、「なぜ侵入を許してしまったのだ」と、宮内庁がピリピリするという一幕もあった。  そのため、上皇さまの久々の皇居来訪にはいつも以上の厳戒態勢が敷かれたという。  ところが、上皇さまのご到着直前、現場ではまたもや緊張が走る出来事が発生した。 「上皇さまが到着される2分前、私たちがすでに撮影ポイントを決めて並んで待っている時に、規制線の中に黒塗りのハイヤーが突っ込んできた。『おい!止まれ!』と、警察官が怒号を飛ばせていましたよ」(皇室カメラマン)  大量の警察官が一目散にハイヤーに向かって駆け出し、「ダメだダメだ、出てきて!出てこい!」と叫ぶと、車から降りてきたのは通信社の小柄な女性カメラマンだった。  現場は3日前の事件が頭をよぎったこともあり、罵声が飛び交う事態に。皇室が2か月ぶりの外出となれば、カメラマンも2か月ぶりの取材ということで、作法を忘れていたのか。  ただ、そんなことは許されるはずもなく、カメラマンには厳重注意が与えられたという。
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コロナで好転したご家族関係
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