サイゼリヤが価格改定「ピッタリ1000円」で何が食える?8月にはキャッシュレスも
庶民の味方「サイゼリヤ」。他の追随を許さないコストパフォーマンスで、サラリーマンから中学生まで様々な人を惹きつけている。そのサイゼリヤが、7月から価格改定に踏み切った。税込み価格の下二桁を「00」または「50」にしたのだ。これにより、10円以下の硬貨は釣り銭として発生しなくなる。同時に、キャッシュレス決済利用者にとっても非常に利便性が高い仕組みになった。
サイゼリヤは、その安価と引き換えに「クレジットカードが使えない」という特徴があった。
大型商業施設内の店舗は例外だが、サイゼリヤは基本的に「現金主義」。うっかりクレカのみを持って飲み食いしたら大変なことになった。それが一転、サイゼリヤのキャッシュレス対応が始まった。クレカはもとより、電子マネーやQRコード決済、交通系ICカードの導入を8月から開始するという。
その前段階として、画期的な価格改定が行われた。冒頭にある通り、税込価格を切りのいい数字にすることで極力小銭を発生させないというものだ。
既にメニュー表は新しいものに変わっている。ざっと見るだけで、ゼロの並びが気持ちいいと感じてしまう。ミラノ風ドリアが300円、ハヤシ&ターメリックライスが500円、野菜ときのこのピザが400円、ほうれん草のソテーが200円、アスパラガスの温サラダが250円。何を頼んでも、50円より安い硬貨の釣り銭が出てこない。
早速注文してみよう。この日の筆者は、ミラノ風ドリアと柔らかチキンのチーズ焼きとドリンクバーを選択。実は筆者がサイゼリヤで食事する時、高確率でオーダーする組み合わせでもある。腹が減ったらこれに限る。
さて、この組み合わせで合計金額はいくらか。なんと税込で1000円ちょうどである。
ミラノ風ドリア+柔らかチキンのチーズ焼き+ドリンクバーで1000円
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