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コロナ軽症者用ホテルでの生活とは? 立ち寄った飲食店でクラスター発生…

 連日多くの新型コロナウイルス感染者が報告されている中、あまり伝わってこないのが療養先での生活だ。症状に応じて医療機関で入院したりホテルで隔離生活をしたりしているらしいが、一体どんな過ごし方をしているのか?
日暮直樹

軽症者用のホテルで過ごす日暮直樹さん(20代・仮名)

 7月上旬にコロナ感染者と診断された九州地方に住む会社員、日暮直樹さん(20代・仮名)が、軽症者用ホテルでの生活について電話取材で答えた。当初味覚障害があったがその後は快方に向かい、近く退室できる見通しだ。1週間余りのホテル暮らしで暇を持て余している反面、「職場の同僚に迷惑をかけて申し訳ない」と悔やんでいる。

ホテルで隔離生活。部屋から1歩も出られず、1週間余り誰とも会えず

「人に会えない、飯が足りない、何より暇すぎだよ」  新型コロナウイルス感染が分かってから隔離生活をしている日暮さんは、退室できる日を心待ちにしている。
入所用のしおり

入所用のしおり

 発覚から療養先に向かうまであまり時間がなかった。4日分の衣類、携帯電話と充電器は持参したが、洗面用具は忘れてきた。 「部屋はテレビと冷蔵庫以外、何もない状態でした。足りない物は同僚に差し入れてもらいました」(日暮さん、以下同)  直接お礼を言いたくても面会禁止。部屋から一歩も出ることができない状況だ。部屋の内線電話でフロントにいる医師や看護師と連絡を取り合えるものの、隔離生活が始まってから1週間余り誰とも顔を合わせてない。人恋しくなるのも無理はない。洗面用具と共に持ってきてくれた新聞や週刊誌を読みつつ、初日から続ける筋力トレーニングで気を紛らわせている。
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立ち寄った飲食店がクラスター
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新聞記者兼ライター。スター・ウォーズのキャラクターと、冬の必需品「ホッカイロ」をこよなく愛すことから命名。「今」話題になっていることを自分なりに深掘りします。裁判、LGBTや在日コリアンといったマイノリティ、貧困問題などに関心あります。Twitter:@hokkairo_ren

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