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高速道路が「完全ETC化」検討へ。カード持たない派、ライダーは…?

地方銀行のデビットカードが注目の的に

北國銀行

画像は、北國銀行のホームページより

 此度の「高速道路の現金料金所撤廃」で特に注目を浴びているのが、石川県金沢市に本社を置く北國銀行である。  なぜか? それはETCカードと紐付けできるデビットカードを発行している、極めて珍しい金融機関だからだ。  デビットカードはクレカとは違い、利用者の預金口座から利用分を即時引き落とす。北國銀行の『北國Visaデビットカード』には『北國ETCカード』が付帯され、審査不要で利用することができる。ただし、ETC利用の場合の引き落としは3~4週間後に実行される。  首都圏在住者にはあまり馴染みのない地方銀行の商品とはいえ、デビットカードでETCを利用できるという点は「嫌クレカ派」にとっては非常にありがたいものではないか。

ライダーの苦悩

 だが、たとえクレカを持っていたとしても高速道路の完全ETC化に悩まされている人は決して少なくないはずだ。  ライダーであれば尚更で、二輪車は四輪車ほどの「ETCのデフォルト化」が進んでいない。ここ数年でやっと新車にETC装置が装備されるようになったが、それ以外はどうか? 中古二輪車を選ぶ際、目当ての車にETC装置が付いていればなかなかの幸運と言えるほどだ。  ゆえに、今でも二輪車のETC装置は後付けが普通である。さらに四輪車のそれよりもかなり割高で、工賃も発生する。二輪車用ETC装置は堅牢な防水防塵設計が施されているからだが、ライダーにとっては痛い出費でもある。  ただし、「ETC装置のない車」の存在を国交省が認識していないはずはない。高速道路の完全キャッシュレス化に向け、ETC装置搭載のための大胆な助成金制度が導入される可能性もある。このあたりの問題に関しては、続報があり次第新しい記事を執筆させていただきたいと筆者は考えている。<文/澤田真一>ノンフィクション作家、Webライター。1984年10月11日生。東南アジア経済情報、最新テクノロジー、ガジェット関連記事を各メディアで執筆。ブログ『たまには澤田もエンターテイナー
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