恋愛・結婚

コロナでパパ活に若い女性が大量流入。バイトを解雇された大学生が…

食事も買い物もせず即ホテルが主流に

パパ活 パパ活の出会い方はマッチングアプリというイメージもあるが、TwitterなどのSNSがいまだ根強い人気があるようだ。 「Twitterは手軽で利用者も多く、エッチ画像を載せるとすぐにDMが来るので会いやすく、今でも人気です。Twitterでパパ活をしているコの中には、課金がない分、アプリやサイトよりお小遣いを多くもらえると話していたコもいましたね」(中山氏)  今回のアンケートでも、パパ活のツールとしてTwitterはマッチングアプリをしのぐ人気だ。また、パパ活の内容も様変わりしていると中山氏は指摘する。 「コロナ以降は会って即ホテルが主流になりつつあります。感染リスクを減らすため、食事や買い物を避ける傾向が出てきました。これまではお小遣い以外に食事や買い物もあったため、女性は実質的には3万円以上の利益を得ることができていたんです」 === Q.パパ活相手と知り合った場所やツールは? ▼TwitterなどのSNS 44人 ▼マッチングアプリ 32人 ▼出会い系カフェ 13人 ▼紹介 6人 ▼ナンパ 3人 ▼その他 2人 ===  また、七瀬氏によれば、パパ側の懐事情も影響しているという。 「それまで主流だった年収1000万円以上のハイクラスな男性が、感染リスクを回避するためにパパ活とは距離を置いています。彼らの多くは飲食代やホテル代、洋服代などを経費として処理できる立場にありました。つまり、お小遣い以上のメリットが女性にはあったのです。しかし、コロナ以降はパパ活市場が年収400万円前後のサラリーマンにまで広がったため、パパ活女子は今までのような贅沢ができなくなった。サラリーマンは自由なお金が少ないため、食事や買い物などの“経費”を削られてしまうことが多いのです」  また、パパ活にかけられる時間も大幅に削られるのが昨今の風潮。 「今までだったらデートして買い物してHしてトータル3時間で2万円だったものが、Hだけして1時間1万円、3人とパパ活すれば3時間で3万円になります。パパ活を“仕事”として考えている風俗や水商売のコたちは、この状況を逆手に取って以前より稼ぐケースもあります。しかし、女子大生やOLのような素人女性は一回の単価を上げたいと考える傾向が強いので、彼女たち素人女性にとっては厳しい現実を見せつけられることになるのです」  こうした女性の弱みにつけ込む業者も存在し、トラブルが起きていると中山氏は警鐘を鳴らす。 「実はパパ活は会ってお金をもらうまでのハードルが高い。慣れない交渉で金額を値切られ、ドタキャンされることが多く、なかなか会えず、お金も稼げず心が折れてしまう女性は多いんです。そうした女性を援デリ業者が声をかけて囲い込むケースも増えています」  混沌とするパパ活市場は今後どうなるのか……。 【七瀬 結氏】 日本で唯一のパパ活専門家。パパ活で1億円を稼いだ自身の経験を基に、カウンセラーとしてセミナーを開き講師として活躍中 【中山美里氏】 アダルトジャンルを中心に取材・執筆するライター、作家。日刊ゲンダイで愛人の素顔に迫る「年収300万円でも愛人囲えます」を連載 <取材・文/週刊SPA!編集部>
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