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確定申告をしていないキャバ嬢は自業自得…コロナで分かれた明暗

確定申告をしていないキャバ嬢は自業自得

確定申告

写真はイメージです(以下同じ)

 ボーナス時期ということもあり、例年なら混雑していたはずのキャバクラも今年は閑古鳥が泣いていた模様。一方、コロナによって困窮に陥るキャバ嬢も多いといわれている中、持続化給付金が入りウハウハというキャバ嬢も。都内のキャバクラに勤務するレイカさん(仮名・27歳)。 「数年前に税理士のお客さんから『確定申告したほうがいいよ』と言われて個人事業主になったので、持続化給付金で100万円入ったんです。キャバクラが休業になったとき、各方面で『水商売や風俗など納税していない者には保証金は出さなくていいのでは?』という議論が起こりましたが、その通りだと思いましたね。今いる店の子でも確定申告している子のほうが少ないし、中には税金払いたくなさに店に在籍していないことにしているキャバ嬢も。それで今、お金がないとか自業自得。  ちなみに、私は貯金はしているので給付金には手をつけないつもり。最初は豪遊しようかなとも考えたのですが、第二波ともいわれている中でこれから店もどうなるのか分からないので。今回のコロナ禍で、同じ店の子達との価値観の違いを改めて知りましたね」  確定申告をしない人も多い夜の世界だが、コロナ禍で明暗がハッキリと分かれたようだ。
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未成年キャバ嬢からはこんな不安も
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東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano

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