恋愛・結婚

確定申告をしていないキャバ嬢は自業自得…コロナで分かれた明暗

未成年キャバ嬢からはこんな不安も

 そんな中、未成年キャバ嬢からはこんな不安な声も。大阪の制服キャバクラに勤務するノアさん(仮名・19歳)だ。 振袖 「実家に住んでいるので生活費は特に困っていないのですが、来年の成人式が今は心配。もし、このままコロナが収束しなかったら式の中止もありえるのかなって。一応、前撮りもして成人式後に集まるホテルの予約もしたのですが、どうなるか分かりませんよね。  それに、着物の予約をしている呉服店にも不安が……。今年は花火大会なども全部中止になってしまって、倒産している業者も多いと聞くし。数年前の成人式当日に業者が突然トンズラする『ハレノヒ事件』みたいなことがまた起きなければいいんですけど……」  仕事や生活、価値観などコロナの影響はキャバ嬢にとっても大きな変化をもたらした模様。本来なら今頃、イベントで浴衣姿のキャバ嬢が街にあふれる季節。今年はそんな様子もなく、大阪の繁華街ではひっそりとしているように見えた。<取材・文/カワノアユミ>
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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