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『半沢直樹』はテーマ設定に不安要素。業界人が2020年夏ドラマをガチ査定

視聴者がテーマにノリ切れない…『半沢』の不安要素

半沢直樹

画像:日曜劇場『半沢直樹』(TBS)

 制作会社の女性プロデューサーB氏にも『半沢直樹』の今後について聞いた。 「もう1つか2つ大きな波乱がありそうですし、土下座や『倍返しだ!』を超えるビックリするような演出が用意されていると聞いたので、今からワクワクしています(笑)。ストーリーも前回に比べてやや複雑になるかなと思いましたが、ナレーションなどをうまく使って分かりやすく、かつ飽きずに見られる構成にしているのは、さすが日曜劇場のスタッフ陣だなと思いました。  しかし、中高年の視聴者の中には“企業再建”といったキーワードにあまりノリ切れていない方々もいると聞きました。確かに、現役のサラリーマンでもピンと来ない人は多いですし、この層は視聴率の大きなカギを握っているので、もしかすると前回の最終回視聴率42.2%超えは厳しいかもというのが本音です」

『私の家政夫ナギサさん』が大当たり。逃げ恥を超える?

 某制作会社でAPを務めるC氏には、今期のヒットドラマとハズレドラマについて聞いた。 「『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)がダントツのトップですかね。多部未華子さんが演じた等身大のアラサー女性に非常に共感できましたし、大森南朋さん演じるスーパー家政夫・ナギサさんとの“ムズキュン”な関係性に毎回ドキドキしていました。脇を固めた瀬戸康史さんや高橋メアリージュンさんの演技もスゴく好感を持てましたね。
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共感度ほぼ皆無の『親バカ青春白書』
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