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歌詞で結婚を匂わせていた? バンプのボーカル藤原基央が手がけたラブソング

 4人組のロックバンド「BUMP OF CHICKEN」、通称“バンプ”でボーカルや作詞・作曲を務める藤原基央が、一般女性との結婚を発表して大きな話題となった。  藤原はbayfmで放送されているバンプのレギュラーラジオ番組「PONTSUKA!!」で最初に結婚を報告。その後、バンプのオフィシャルサイトや公式Twitterにも、藤原本人のコメントが掲載された。  ファンからは祝福の声が寄せられる一方で、SNSなどでは藤原が作詞を担当したバンプの楽曲『新世界』が、実は結婚を匂わせた歌だったのではないかという意見も上がっている。そこで今回は、『新世界』を含めたこれまでバンプが発表してきたラブソングの数々を振り返っていく。

飾らない真っ直ぐな言葉で愛する気持ちを歌い上げた『新世界』

 話題となった『新世界』は、チョコレートなどで有名なロッテの創業70周年を記念して製作されたスペシャルアニメーション「ベイビーアイラブユーだぜ」のテーマソングとして作られた。楽曲自体は2018年に発表されたが、音源は2019年7月10日リリースのアルバム『aurora arc』で初めて収録された。 「ベイビーアイラブユーだぜ」は、偶然出会った女子高生に好意を抱いた男子中学生が主人公で、それ以外にもロッテのお菓子の精や、お菓子を味わう人々が次から次へと登場するという賑やかな内容。『新世界』もそんなアニメの雰囲気とマッチした、アップテンポな楽曲になっている。  肝心の歌詞は、アニメのタイトルにも使われている“ベイビーアイラブユー”というフレーズに代表されるストレートなラブソングとなっていて、当時ファンの間では新鮮な驚きがある楽曲だと話題になった。  そのため、ファンからは“ほぼプロポーズの歌”、“結婚の話あってから余計にニヤニヤしちゃう”などといった声が出ているのだ。また、「ベイビーアイラブユーだぜ」のロッテ公式Twitterアカウントも、藤原の結婚の報に際して「これからもずっと #ベイビーアイラブユーだぜ」とお祝いのコメントを投稿している。

超人気アニメのキャラクターへの思いから生まれた『アルエ』

 インディーズ時代のバンプが1999年3月18日に発売した最初のアルバム、『Flame Vein』の収録曲『アルエ』も、藤原のある人物への思いが綴られていると言われている。 『アルエ』は初期の代表曲のひとつで、2004年3月31日に期間限定ながらもシングルCDとして発売されたほどの人気を誇る。そんな『アルエ』は、社会現象を巻き起こしたアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の登場人物である綾波レイに向けて作られた楽曲とされており、歌詞にも綾波レイを彷彿とさせるフレーズが盛り込まれているのだ。  2017年11月9日に開催された『BUMP OF CHICKEN TOUR 2017-2018 PATHFINDER』の新木場STUDIO COAST公演2日目で『アルエ』の演奏前に、藤原自身がアニメの女の子に夢中になった思い出を話していたことからも、ファンの単なる憶測ではないことが窺えるだろう。
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