ここ数年で全国的に見るようになった熟女キャバクラだが、その発祥は実は大阪……といっても過言ではない。大阪の熟女キャバ嬢はとにかく会話が面白いのだ！ 　以前は、過度なイチャ営をしてくる嬢、逆セクハラまがいの接客をしてくる嬢、無理やり場内指名を入れてくる嬢……など無法地帯な店も多かった。今はそのような店はほとんど消滅し、優良店のみが生き残っているので安心して遊ぶことができるだろう。セット料金も60分4000円前後とリーズナブルだ。熟女キャバクラが多く集まるのは、梅田の東通り商店街とミナミの宗右衛門町周辺。昼間から営業している店もあるので、ぜひ観光ついでに寄ってみては。 　最後に、大阪の夜の街で遊ぶに当たって注意してほしいことを紹介しよう。大阪では路上や店前に女の子や黒服が客引きをしていることがある。東京と違ってボッタクリはほとんどないが、念のため料金を聞いて交渉したりHPで調べてから入店するのが良いだろう。また、無料案内所は夕方からしか開いていないので昼から飲みたいという人は注意が必要だ。 　筆者がよく使うのは案内サイトのポ○パラ（笑）。店の営業時間やセット料金がきちんと明細されており、クーポンが付いていて通常より安く飲めることもある。また、最近は時短営業が明けてもヒマだからという理由で閉めている店も多い。気になる店を見つけたら、電話で確認すると良いだろう。 　関西の感染者は減少傾向にあるが、どこへ行こうと感染リスクがあることは忘れないでほしい。旅行する際はマスク着用はもちろんのこと、感染対策用のステッカーが貼ってある店で安全に遊んでほしいと思う。＜文／カワノアユミ＞東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』（イーストプレス）が発売中。X（旧Twitter）：＠ayumikawano