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ゆきぽよ、重盛さと美らの“自作ラップ”が人気。プロ顔負けの動画も

 いま、女性タレントや人気YouTuberがラップを披露するミュージックビデオを続々とYouTubeに投稿しており、その動画が驚異的な再生回数を記録している。  例えばタレントの重盛さと美が今年5月に投稿したラップ動画は、なんと1900万回以上も再生されている。また、アテレコ動画やあるあるネタが人気のYouTuber・ブライアンが今年3月に公開したラップ動画も1000万回以上もの再生回数を記録しているのだ。
重盛さと美

画像はYouTubeチャンネル「重盛さと美」の「重盛さと美feat.友達 TOKYO DRIFT FREESTYLE」より

 今回はこのように“非ラッパーのラップ”で、かねてからのファンだけでなくヒップホップ界をも賑わせた3人と、彼らが披露したラップをご紹介する。

重盛さと美:完成度の高いDIYミュージックビデオで、新境地に踏み込む

 コロナ禍で外出自粛ムードが漂うなか、ヒップホップグループ・TERIYAKI BOYZの楽曲『TOKYO DRIFT』をビートジャックするというチャレンジ「TOKYO DRIFT FREESTYLE」が流行し、国内外の多くのラッパーが参加した。重盛さと美も“非ラッパー”ながら、その流れを受けてラップミュージックビデオを投稿するに至ったようだ。  重盛が5月に公開した「重盛さと美feat.友達 TOKYO DRIFT FREESTYLE」は重盛の友人であるタレント・希帆との共作で、ミュージックビデオは各々の自宅で撮影されたもの。さらに彼女らは「家からでれないDAYSずっとお化粧もしてないです」など、コロナ禍における現況報告とそれによって蓄積されるストレスを取り上げた自作のリリック(ラップの歌詞)を採用している。  その完成度は全てセルフで制作したと思えないほど完成度が高く、投稿するとたちまち話題になった。閉塞的な空間で過ごすもどかしさへの共感以上に、“おバカタレント”のイメージが強かった重盛の新境地が開かれたことの驚きが再生回数に繋がったのだろう。
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ギャル節全開のリリック
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