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「インターネットが遅い…」3つの原因と解決法を家電販売員が解説

安いルーターに起こりやすいトラブルは?

 2つ目の原因として考えられるのは、利用しているルーターの性能です。5000円前後の安いルーターを使っている方は、混線してつながりにくくなったり、遅延が発生したりすることも……。最近のiPhoneはすごくいい回線に対応していますが、ルーターのせいで力を発揮できないこともあります。  とはいえ、どの程度のルーターを買えばいいのか、わからない方は多いはず。販売員に用途や使用頻度、自宅の広さなどを伝えて自分に合ったルーターを選んでもらうといいですが、ルーターは接客商品ではないので、販売員から話しかけてくることはあまりないと思います。自分から近く販売員に声をかけて、詳しい人を呼んでもらうといいでしょう。 ルーター

再起動してもうまくつながらない場合は?

 そして、3つ目の原因は使用するテレビやパソコン、スマートフォンなどに問題があるケースです。テレビはネットにつながっているのにパソコンやスマートフォンがネットにつながりにくいといったときは、3つ目の原因が考えられます。  まずは、ルーターや対象製品の電源を落として再起動させるといいですが、パソコンやスマートフォンは再起動させるよりも、機内モードを使ったほうが手軽に試せます。やり方は機内モードをオンにし、すぐにオフにするだけ。これでネットに再接続されるので、電源を落としたときと同じ効果が得られます。  この方法でネットが遅い状況が改善されるといいのですが、もしダメだった場合は電源を落として再起動してみてください。それでも直らないときは、メーカーと相談して修理に出すなどしたほうがいいでしょう。  家電量販店で販売員に相談するにしても、事前に原因を探っておくことで、問題解決がスムーズに行えるようになりますよ。
関東近郊の家電量販店で10年以上働く現役販売員。黒物から白物までジャンルを問わずさまざまな売り場を担当。実績が認められて大型店の店長を務めた経験もあるが、接客のほうが性に合うため、本部に直訴し現場復帰を果たす
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