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「家庭用テレビ」家電販売員が本当に買いたい3機種と絶対に買わない2機種

 皆さん、こんにちは。関東の某家電量販店に、十数年間務めている店員のスズキです。黒物から白物まで、ジャンルを問わずさまざまな商品の販売に携わり、店長も務めたことがある私が日々の生活に役立つ家電の情報をお届けしていきます。前回は「プリンタの賢い買い方&使い方」を紹介しましたが、今回は家庭用として売れ筋の55インチ前後のテレビの中から、私が「買いたい&絶対買わない機種」を皆さんにお話したいと思います。
テレビ

※写真はイメージです(以下同)

現役家電量販員が今、一番ほしいテレビは…

 2011年のアナログ停波から約9年。当時、ブラウン管テレビから大型テレビに新調した方の中には、10年の節目にテレビの買い替えを検討している方も多いと思います。そこで一番の売れ筋である55インチ前後の最新テレビの中から、オススメの商品とイマイチな商品を選んでみました。  ベスト1位は有機ELを採用した東芝の「REGZA 55X9400」です。とにかく画質がきれいですし、音質にもこだわっていて、4K対応やタイムシフト機能搭載など、性能面も無敵です。実勢価格は約27万円とほかの商品と比べて高価ですが、高画質・高音質で楽しみたい人にはピッタリです。

コスパも追求したい人にオススメの2位&3位

 もう少し予算を抑えたい方は、ベスト2位に選んだSONYの「BRAVIA KJ-55X9500H」がオススメ。有機ELではありませんが、液晶が苦手な動きのボケや視野角がしっかり補正されているので、広いリビングでも明るく、きれいに見えます。4Kにも対応していてる55インチで実勢価格が約16万円と、財布に優しいのも魅力です。  ベスト3位のパナソニックの「VIERA TH-49HX850」も、49インチで実勢価格が約13万円とリーズナブル。性能はもちろん、地震に強く、倒れにくい「転倒防止スタンド」を備えているのもセールスポイントになります。小さなお子さんや、ペットを飼っている家でも安心です。
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自分では絶対に買わないテレビは?
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関東近郊の家電量販店で10年以上働く現役販売員。黒物から白物までジャンルを問わずさまざまな売り場を担当。実績が認められて大型店の店長を務めた経験もあるが、接客のほうが性に合うため、本部に直訴し現場復帰を果たす

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