デジタル

ダイソーの人気工具をプチ改造でグレードアップする方法

改造といっても簡単!面倒なことは不要!

 ルータ本体はプラスチック同士が軽く接着固定されているのと、先端をリング状のパーツで固定しているだけなので、先端パーツを外した後、電池BOX辺りから簡単に2枚開きに分解することが可能です。
ダイソー

特に工具もなく簡単に分解することが可能。作りも実にシンプル

 分解すると目につくのがモーターに直接取り付けられている真鍮シャフト。この真鍮シャフトの先端側に軽い溝が掘ってあり、ボールベアリングがピッタリと固定できるようになっているのです。  製品の企画段階ではベアリングを使う予定だったのかもしれませんね。  ここにベアリングを固定することで、先端がキレイに回転するルーターにグレードアップすることができるのです。
ダイソー

先端の溝にベアリングを取り付けた状態

 ちなみに現在販売されているルーターでは、ここに使用するベアリングは1060といわれるサイズです。これは、外径10mm・内径60mmのベアリングを意味します。この1060ベアリングの幅が3mmのものが最適サイズとなっており、無加工でこの溝に取り付けることが可能なのです。
ダイソー

改造に使う1060ベアリング。ホームセンターで1個150円ほどで購入可能だ

 ベアリングを設置した後は、元通りに組み立てれば完成。本体を接着剤で固定しなくても、リングパーツとバッテリーボックスの蓋でしっかりと固定されるので、このまま普段使いが可能になります。
ダイソー

ベアリング化改造したことで切削研磨の精度も大幅に向上

 自分で使う工具を自分の手でカスタマイズすると、ひときわ愛着を持って利用することができるようになるのではないでしょうか?  ぜひ、ダイソー工具カスタマイズにチャレンジしてみてください。
テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク
1
2
テキスト アフェリエイト
新Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事
おすすめ記事
Cxense媒体横断誘導枠
余白
Pianoアノニマスアンケート