ポルシェ風「ダイソー600円ラジコン」は意外に遊べる隠れた逸品
ラジコンは、子供のころに誰もが一度は見たり遊んだりしたことのあるおもちゃではないでしょうか?
『タミヤRCカーグランプリー』(RC=ラジオコントロール/ラジコン)という番組を覚えている40~50代の男性は多いと思います。
日本のモータースポーツブーム全盛期には、日本中の大人や子供がラジコンで遊んだとも言われ、ラジコン会社のサラリーマンがスーツ姿で試作ラジコンをテスト走行していたなんて話もあります。
さてそんなラジコンですが、今ではブームも去り愛好者の趣味となっています。
このブームの終焉は、日本のモータースポーツブームの衰退、遊ぶための初期投資が高すぎる、ドローンの登場により空モノへのシフトなど、さまざまな原因があります。
とはいえ本格的なRCユーザーは年々減少傾向で、やや陰りを見せている反面、トイラジコンなどのライトユーザー向けラジコンは、ユーザー数減少のあおりをあまり受けていないと言われています。
もちろんトイラジコンのニーズもマルチコプターにシフトしつつあるようですが、まだまだRCカーも人気アイテムです。RCカーは、今でもトイラジコンならではのお手軽さ、安価な価格と親子で遊んだりするには打ってつけの製品なのです。
このトイラジコン界の異端児が、ダイソー600円車玩具シリーズの「R/Cカー」です。まあ600円とは言っても電池が必要になるので合計700円。税込み770円程となりますが、その出来は数千円クラスのトイラジコンと同等と言ったところでしょうか。
トイラジコン界の異端児ダイソー600円ラジコン
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テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク
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