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飲酒はNG? 保険、法律…意外に知らない自転車通勤のルールと必須項目

 新型コロナウイルスの流行でテレワークが数多の企業で導入されたものの、ピーク時の公共交通機関は以前にも劣らない混雑度合いに戻りつつあります。  そんななかで注目を集めているのが自転車通勤。コロナ感染リスクが高い密を避けられ、運動不足解消にもなると自転車による通勤・通学が急増しています。  これまではママチャリと呼ばれるシティサイクルに乗っていた人たちが、走行性能のいいスポーツ自転車や運転が楽になる電動自転車に乗り換えるなど、ちょっとした自転車ブームになっているのです。
コロナウイルス回復期の通勤通学への自転車利用に関するアンケート

サイクル雑誌『バイシクルクラブ』とNPO法人自転車活用推進研究会による「コロナウイルス回復期の通勤通学への自転車利用に関するアンケート」

amazonで約4万円のミニベロの実力は?

 そんな自転車ブームで筆者が買った自転車が、amazonで約4万円ほどで購入できるミニベロと呼ばれる小径車「Eizer Z501」。街乗りからロングライドまでこなせる見た目がユニークな自転車です。  安価ながら軽量アルミフレーム、前後メカニカルディスクブレーキや変速機にシマノを採用しているなど性能にもこだわっています。  ホイールが現在主流のスルーアクセル方式ではなく、ディスクブレーキ登場したてのころのクイックリリース方式だったり、塗装がやや雑だったりと細かく見ていくと欠点は多々見えてきますが、値段を考えるとそんな欠点も気にならないほどのスペックを秘めています。
zer Z501

「Eizer Z501」。全体的にコスパもよくamazonレビューも高得点とオススメのミニベロだ

 このEizerシリーズは、兵庫県の株式会社コウメイが手掛けるスポーツ自転車ブランド。サイクルスポーツの世界では無名に近い会社なので、自転車好きからはルック車(見た目はスポーツ車だけど性能がイマイチという揶揄)と呼ばれてしまいそうなのが残念です。  もう1つ残念なのが、通販でしか購入できないということもあり、スポーツ自転車の整備に慣れている人でないと組み立てや調整などがやや面倒な点。  とはいえ、スポーツ自転車に慣れているとやや物足りない面もありますが、カスタマイズベースの車両として考えてみると、いろいろできそうなのが好印象です。
Ezer Z501

ある程度組み立てられているとは言え分解された状態で送られてくる。簡易的なマニュアルも付属するので工具さえあれば組み立ては可能だ

 ロード乗りとして約10年ブランクがある筆者が試乗した感想は、乗り心地は10万円台のミニベロと大差ないといったところ。すでに数回、往復50km程度の自走をしていますが、ホイールの歪みやフレームへのダメージなどはなく、問題なく乗れること間違いなしです。長期的に見るともっと検証は必要ですが、スポーツ自転車への入門機として考えるのであれば、お手軽でオススメできる製品です。  ただしブレーキがノーブランドなので、ここだけでも数千円出してSHIMANOなど大手メーカー製にカスタマイズしておくと、より安心できると思います。

自転車通勤を始める前にチェックすべきこと

 さて、ここで自転車で通勤・通学の際に必須となる項目をおさらいしておきましょう。  まずは義務化が広まっている、自転車保険です。兵庫県が初めて自転車保険の加入を条例で義務化してから5年。追従する自治体も増え、現在では大都市エリアを中心に28の都道府県で加入を義務付ける条例を施行しています(加入努力義務含む)。  これは自転車のながらスマホ運転事故など、大事故が頻繁に発生しており、賠償金額も高額になる事故が多発している事も要因の1つです。
自転車保険

自転車保険はセブンイレブンなど大手コンビニでも加入が可能だ

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