更新日:2020年11月13日 23:47
お金

資産は「牛乳」ではない。それを生み出す「乳牛」だ!/田端信太郎

資本や投資は額の大小ではなく、マインドの問題です

「つまりそれは、資産家であって資本家ではないんですよ。資本や投資は額の大小ではなく、マインドの問題。例えば、人にご飯を奢るという行為は消費なのか投資なのかは哲学です。  でも、これが後に高い評価に繋がることも十分あり得ますから、良い投資といってもいいわけです」  奢ることで人望が買えるなら安いもの。それで信用を見せつけたり、恩義を売れることに変えたりすることのほうがプラスになる。これが資本家の考え方なのだそう。

お金を持つことの意味

 田端氏は最後にお金を持つことの意味についても持論を述べてくれた。 「お金があるほうが、不特定多数の人間の協力がはるかに簡単になるんですよ。すると、そこにはお金がなければ存在し得なかった価値が生まれるんです。  お金は他者との関係性があって初めて意味を持つもの。人は必ず死にます。死んだらお金は持っていけない。これだけは絶対の真理ですからね」  表面上の値段に縛られず、価値を見いだすことが「これからのお金」なのかもしれない。 【オンラインサロン「田端大学」塾長・田端信太郎氏】 「趣味は炎上」を公言。チャンネル登録者数4万人超のYouTuberとしても活躍。著書『これからのお金の教科書 年収の伸びしろがケタ違いになる視点65』(SBクリエイティブ)が発売中田端信太朗『これからのお金の教科書 年収の伸びしろがケタ違いになる視点65 』 <取材・文/週刊SPA!編集部 イラスト/今井ヨージ> ※週刊SPA!11月10日発売号の特集「いまさら聞けない[社会人のお金]入門」より
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週刊SPA!11/17号(11/10発売)

表紙の人/ 加藤シゲアキ

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