恋愛・結婚

結婚したくてもできない男の共通点。高学歴・高収入でもモテない理由とは

 ライフスタイルや価値観の多様化により、結婚はしてもしなくてもいい時代に突入した。現在の独身は一生おひとりさま宣言をする者もいれば、恋人はいるが結婚は決まっていない、恋人がいない、あるいは結婚したいけれどできない層などと、幅広くわかれていると言える。
佐藤友和 氏

「結婚の学校」主催理事・理事長の佐藤友和氏

「結婚の学校」主催理事・理事長の佐藤友和氏は、「結婚したくてもできない人の共通点は、たった1つです」と断言する。

“感情、感覚、感性”の3つを表現できずに育つと…

「“幼少期の親との関係”が、願望があって結婚できた人とできない人の分岐点です。子ども時代に親から過度な抑制を強いられ、“感情、感覚、感性”の3つを表現できずに育つと、大人になっても自身を抑制することに慣れてしまう。結果、自分の本心を相手に伝えられず、結婚が遠のいてしまうのです」(佐藤氏、以下同)  一旦、「感情、感覚、感性」について復習しておこう。  感情とは……物事に感じて起こる気持ち。外界の刺激の感覚や観念によって引き起こされる、ある対象に対する態度や価値づけ。快・不快、好き・嫌い、恐怖、怒りなど。  感覚とは……外界からの光・音・におい・味・寒温・触などの刺激を感じる働きと、それによって起こる意識。視覚・聴覚・嗅覚(きゅうかく)・味覚・触覚や、温覚・冷覚・痛覚など。  感性とは……物事を心に深く感じ取る働き。感受性。  (すべて「goo国語辞書」参照)。

高学歴・高収入であっても結婚できない人

勉強

写真はイメージです(以下同じ)

 そして、佐藤氏の語る意味に話を戻すと。 「たとえば子どもの頃、親に『プールに行きたい』と言ったとします。親に、『ダメ。勉強をしなさい』と禁じられたときが、抑制されたタイミングです。子どもは、『プールに行きたい』という感情と、『暑いから、プールで水の気持ちよさを感じたい』という感性と、水の中でしか得られない感受性を、同時に抑え込まれてしまうのです。  もちろん、親の適度な抑制は教育上、必要です。ですが、親が自在にコントロールしやすいようにと、随所で自身が理想とする子ども像を押しつけると、子どもはどう育つか。勉強はできますが、子ども心を消されたロボットのような優等生になります。  そのように育てられた大人は、学歴は高いけれどコミュ障になる確率が高い。実際、弊社(結婚の学校)に入会する方々の中にも弁護士や医師など、高学歴を必須とする職業に就いていらっしゃる人がたくさんいます。でも、結婚したくてもできない。感情、感覚、感性の表現方法を知らないため、女性と会話のキャッチボールを成立させられないからです。 デート 女性が『お仕事はなにをしていらっしゃるんですか?』、『この場所、素敵ですね』と、質問や感想を伝えても、『仕事は◯◯です』、『そうですね』と、一言のみで次につなげられないのが代表例。脳内ではたくさんの伝えたい言葉が渦巻いているのに、言葉には出ない。自分自身を抑制する習慣から抜け出せず、心のブレーキを踏んでしまうのです。会話が楽しめないと女性は、『この人との結婚生活は想像できない。つまらない人だから無理』と判断し、男性が高学歴・高収入であっても去ります。とくに婚活という、出会った初期で腹を割って話さなければいけない短期決戦の場では、早々に足切りされがちです」
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