ライフ

真冬の北海道をナメていた…野宿をしたら凍死寸前に

今ならそれほど辛くないかも?

「冬の北海道で駅寝するなら寒冷地仕様の寝袋は冗談抜きに必要です。私が持っていたのはただの寝袋で、恥ずかしながら寒冷地仕様があることも知りませんでした。そもそも秘境駅だと近くにコンビニや飲食店はおろか、自販機すらないところがほとんど。冬場の駅寝で凍死したって話は聞いたことがないですけど、そんな事故が起きたとしても不思議じゃないです」  けど、そう話す一方で「今ならそれほど辛いと感じないかも」と西岡さん。 「当時に比べて体重が20キロ近く増えましたから。ほぼ脂肪でしょうけど、そのせいか昔ほど寒がりじゃなくなったんです。だからといってこの歳になると、鉄道好きでも夜はちゃんとベッドで休みたいですし、季節を問わず駅寝をすることはたぶんないと思いますけどね」

鉄道会社は無人駅での寝泊まりを認めているわけではない

 なお、この駅寝という行為は、どの鉄道会社も公式に認めているわけではない。結果的に黙認という形にはなっているが、実際には警察に職務質問を受けたというケースも報告されている。  駅寝愛好家の鉄道ファンもいるようだが、そもそも駅は寝泊まりするための場所ではない。そのこともしっかり認識しておこう。<TEXT/トシタカマサ>
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
1
2
おすすめ記事
ハッシュタグ