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キャバ嬢たちの悲惨な年末年始…中国で死にかける

中国で死にかける

中国・万盛奥陶紀テーマパークの空中ブランコ

中国・万盛奥陶紀テーマパークの空中ブランコ

 正月早々、失恋を経験するキャバ嬢もいる一方で年末年始の旅行が悲惨な思い出になったというキャバ嬢も。大阪のラウンジに勤務するミカさん(仮名・28歳)は2年前、旅行した中国であわや死にかけた……という体験を語ってくれた。 「ジェットコースターなど絶叫系が大好きなので、国内の遊園地では飽き足らず中国まで行ったんです。目的は重慶から乗合バスと白タクを乗り継いだ山の上にある『万盛奥陶紀テーマパーク』。 『高さ300mのブランコ』とか『世界一長いガラス張り展望橋』など様々な絶叫系があって、中でも一番怖いといわれているのが『18mの空中ブランコ』。柱に命綱1本でぶら下げられてブランコで300mの崖を振り落とされるのですが、これがスリル満点! アトラクション自体はめちゃくちゃ楽しかったのですが、その帰りに道路が凍結してしまって街まで帰れなくなってしまったんです。
ミカさんが泊まったという宿

ミカさんが泊まったという宿

 仕方なく見つけたのは1泊1000円ほどの宿だったのですが、悲惨なことに部屋に暖房がついてない。その日の気温はマイナス3度と凍えるほどの寒さでダウンを着ていても死にそう。しかも、宿にはレストランがなくて宿のスタッフが家に食べに来るか?、と言ってきたんです(笑)。でも、中国の家庭料理がいまいち得意じゃないので断り、夕飯は日本から持ってきたカップ麺を食べて身体を温めました。夜は持ってきた服を全部着て寝たのですが、それでも寒くて……翌朝、生きていることに感謝しましたね(笑)」

年末年始、羽目の外しすぎにはご注意を

 ミカさんは昨年も1人でラオスに旅行して酔いつぶれてクラブで記憶をなくすという経験をしたという。今年は海外旅行はできそうにないが、酔って記憶をなくしたりケガをするのだけは避けたいところ。皆様も年末年始の羽目の外しすぎにはご注意を。<取材・文/カワノアユミ>
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在は夜の街を取材する傍ら、キャバ嬢たちの恋愛模様を調査する。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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