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#クソ物件オブザイヤー2020が開催。まるで『ラピュタ』のタワマン廃墟の衝撃

2位【川口駅直結】


「コンコースじゃないよ、専用シャトルバスとかでもない。”うちの前のバス停から駅まで行ける”って話を駅直結と言い張る『メイツ川口元郷』。これが直結ならみんなタクシーで東京駅直結じゃろが!実際に見て、触れて、感じて欲しいから、新築竣工販売中です」(諸星あたる@GundariumAlloy) 運営のコメント「不動産に関する広告はがんじがらめに規制されています。でも不動産屋さんとしてはできるだけ自分の売ってる不動産を優良誤認させたい。そうして生まれるのが不動産広告トンチさん。分譲主の名鉄にしばかれた代理店がひねり出したのは『川口駅に向かう“バス停”の目の前にあるマンションは川口駅直結』という不動産広告トンチ。これ有りならこの路線全部『川口駅直結』なるがなwwwwww」  そして、最優秀賞は!

1位【コロナウイルスで賃貸借契約は消滅する!】


「解約予告期間分の家賃を支払いたくない店子テナントが、コロナで賃貸借契約は消滅したとのアクロバティックな主張をしていきなり夜逃げする事態が同時多発。あんなに強かった賃借権もウイルスには弱かった…。(消えねえよ!」(諸星あたる@GundariumAlloy) 運営のコメント「いや、まぁ、気持ちはね。お客さんが消えてるのにお家賃が消えないのおかしいやろと。その気持ちはね、ちょっとね、ちょっとわかるけどね、飲食店のみなさんビル借りるときに、富めるときも、貧しいときもお家賃を支払うって誓ったじゃないですか!賃貸借契約が消滅したらお預かりしてる敷金が消えても知りませんよ!!」  こうして、今年も不動産業界を象徴するような作品が出揃い、大盛況のまま幕を閉じた――。  そもそも、なぜこのようなイベントが開催されているのか。ただの大規模オフ会じゃないのか。主催者の全宅ツイのグルに聞いてみた。 「今年はコロナでたいへんな年でしたね。3月頃にコロナの問題は大きくなり始め、12月になっても街を歩くと、至るところでその影響を発見します。不動産業界では5~10年に一度ぐらい、これまでのゲームのルールを変えるような大きな出来事がおこります。  私たちはいまその真っ只中にいて、なんとか生き残ろうとしています。こういう困難な時代の不動産業界の出来事をインターネットに残しておいて、あとに続く若い不動産屋さんたちにそれを読んでもらいたい。そういう気持ちではじめたイベントです。僕たちが残したものを読んで、不動産業界の大海原で若い不動産屋さんたちが転覆する可能性を少しでも下げてほしい。ぼくたちおっさん不動産屋さんはかつて、なんのチャートも持たずに転覆してしまったから」(全宅ツイのグル)  なるほど。もしかするとクソ物件オブザイヤーはただの不動産屋さんの悪ふざけではなく、日本の不動産業界の歴史を後世に伝える、貴重な文化資産になりつつあるのかもしれない(!?)。ちょっと口汚いタイトルも不動産業界への深い愛情の裏返し……のはず。来年も、再来年も、不動産屋さんたちのお祭りが続いていきますように!<構成/日刊SPA!取材班>「全国宅地建物取引ツイッタラー協会(全宅ツイ)」は、数百億円の不動産を取引する不動産ファンドのAMrからルノアールにたむろする無免許ブローカーまでを会員に擁する、その保有資産、預り資産、グリップ資産の合計が2兆円を超える不動産Twitter最大の業界団体です
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