ライフ

ド底辺キャバ嬢、流行りのベッドなしホテルでテレワークをしてみた

 今ではすっかり普及したテレワーク。自宅だけでなくホテルの客室を利用して仕事をするという人も多いと思うが、最近“ベッドがない部屋”でのテレワークプランが流行っているらしい。やってみたい!
ド底辺キャバ嬢

ド底辺キャバ嬢・カワノアユミ(写真は先日閉店したハードロックカフェ大阪にて撮影)

 ミーハーな私、ド底辺キャバ嬢のカワノアユミ。担当編集に相談したところ「まあ、自腹で行くならいいですよ」とのことなので、早速体験してみることにした!

シンプルな部屋でお仕事

 今回、利用したのは大阪新今宮にある「HOTEL Pivot」。新世界にもアクセスの良いエリアで、寝具提供なしの「ワーキングデイユースプラン」は朝5時~夜11時までの時間で8時間1500円(1名利用時)で利用することができる。たまたま付近で別の取材があったこともあり、ここに決めた。
テレワーク

ベッドがない!

テレワーク

本当にベッドがない!

 午後2時にチェックイン。部屋は10平米の広さでデスク、ソファー、テーブルの他に洗面所とシャワー、トイレがある。他にもドライヤーや冷蔵庫が完備されており、まさにベッドだけが排除されたシンプルな部屋となっている。
テレワーク

仕事開始

 さっそく、ノートPCを開き作業開始。デイユースプランの特徴なのか電気ケトルやミネラルウォーターなど余分な物がデスクに置いていないため、広々と使うことができる。  椅子に座ってみると、ベッドがないため窮屈さを感じない。一般的なホテルのシングルルームではデスクの後ろにベッドが置いてあることが多いので、すぐに横になってしまい集中できないという人もいるだろう。ベッドがないことで、ホテルというよりも作業場やオフィスにいるような感覚を覚える。取引先や社外ともリモート会議をするとき、カフェやコワーキングスペースでは周囲の目が気になるところ。しかし、ホテルや自宅だとベッドが映るので抵抗がある、なんて人にも向いているかも。

酒を飲み、再び仕事に集中!

 こうして、ベッドがない部屋に滞在して作業をしたのだが、特に良かったと感じたのは休憩時間。通常ならベッドに横になってしまうところだが、ベッドがないので体を動かしたりストレッチをすることもできる。テレワークの他にもヨガマットを持ち込んで、筋トレをしたりと様々な使い方ができそう。
ジャンジャン横丁

ジャンジャン横丁

 ひと仕事を終えたら、夕食をとるために新世界にやってきた。通天閣のお膝元に広がる南陽通商店街(通称ジャンジャン横丁)は、串カツ屋や立ち飲みが軒を連ねている。以前は外国人や国内からの観光客であふれていたが、コロナの感染拡大してからはひっそりとした印象だった。今は早い時間から、地元の人が食事やお酒を楽しんでいる様子。筆者も夕方6時に店に入り、時短営業のために閉店した夜8時にはホテルに戻りふたたび作業に集中した。
次のページ
自宅に帰ると…
1
2
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano

記事一覧へ
おすすめ記事
ハッシュタグ