仕事

私に定年はない。勤続65年、90歳で週5日働く女性の金言は「今を生きる」

うまくいかないときの切り替え方

70歳まで働く

パソコンだけでなくスマホでフェイスブックも扱う玉置さん。ギネス認定にも「会社がずっと続いてくれたおかげです」と謙虚に話す

 長い人生のなかでうまくいかないとき、玉置さんはどのように気持ちを切り替えてきたのだろうか。 「『今を生きる』というのが私の考え方なんです。毎晩寝るときに『今日一日ご苦労さまでした。よく頑張ったね。明日は今日よりいい日になったらいいね』と自分に言う。  気持ちの切り替えをするのが、長続きする秘訣です。人生なんて、運やツキなんていうのは、当然あるんですよ。悪いときは心の休憩だと思って、ちょっと休めばいいんです。  人生なんて繰り返す波ですから、自然に潮目も変わってくるんです」

入社65年目の今も自力で通勤

 入社65年目の今も自力で通勤している。 「バスと地下鉄に乗って、最後は徒歩で会社まで歩く。やっぱり健康は仕事を続けるうえで大切です。今日を粗末にしたらダメ。今日があるから、明日がくるんです」  一日一日を積み上げた先に、70歳でも働ける自分があるのだ。 <取材・文/週刊SPA!編集部>
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