パチンコを長年打ち続けている人なら、うまく玉を打てずに大当りの権利を失う「パンク」を経験したことがあるという人も少なくないでしょう。玉がなくなってしまったり、打ち出しが上手くできなかったり、というのもまったくない話でもないので、「ヒヤッ」とした瞬間くらいは誰しもがあると思います。 　最近の台は、アタッカーの中にV入賞口があるため、滅多にパンクすることはなくなりましたが、パンクした時の液晶演出が用意されている台もあります。普段なら必ず「V！！！！！」と出るところで、Vに入れなかったらどうなるか気になりません……か？　そこで今回は滅多に見られないパンクした際の演出画像を紹介します。 　2020年12月に登場した本機は一種二種混合機のため、しっかりとV入賞させないと大当りになりません。先日、閉店間際に最後の大当りを取りきれなかったため、せっかくなので撮影をしてきました。 　図柄揃い後「Vを狙え」と表示され、それを無視し続けると、いきなり「パリンっ」と画面が割れる演出が起こりました。一種二種混合機の場合、カウントダウンが発生することが多いのですが、本機はそういった演出は起こらず……。その後、リザルト画面は表示されることなく通常時に戻りました。平均出玉約6100発のRUSHを打ち砕く、ショッキングな瞬間です。残った保留は通常保留と同様に消化され始めましたが、ここで当たったらどうなるのかはわかりませんでした。 　2020年に登場した機種の代表格ともいえるシンフォギア2も、真・北斗無双第3章と同様に一種二種混合タイプ。こちらも図柄揃い後にVに入れないと大当り扱いとなりません。「Vを狙え」と表示されて数秒後、カウントダウンが始まり、0になると響の唖然とした表情が画面いっぱいに映し出されます。 　先日、筆者はパンクに関する事故を目撃しました。打ち子軍団らしき人が隣でシンフォギア2を打っていたのですが、おそらくリーダーに「当たったら代わって」と指示されていたようで、図柄が揃った瞬間に軍団のリーダーを呼びに行き、その間にカウントダウンがスタート。0になった直後にやってきたリーダーが、画面上の響と全く同じ顔になっていて、隣にいた私はマスクの裏で笑いを堪えられませんでした。