一方、外食ともなると許されるのは家族4人で8000～1万円程度。月に1回のリッチな外食をチェーン店に詳しい小浦大生氏に聞いた。 「まず、ディナーで無理をするならランチを充実させましょう。叙々苑のランチは焼き肉メニューが2000円台から。夫婦の記念日には、子供が学校に行った後にパークハイアット東京の平日ランチが3500円。高級ホテルのランチは5000円はするので格安です」 　また、最近は人気店がテイクアウトに力を入れている。 「行列のできる店として有名な『梅丘すしの美登利』のテイクアウト専門店が2月に武蔵小山にオープン。『特上にぎり』が1270円で、家族4人でも5000円。テイクアウトを活用した中食なら、人気店の味をお得に楽しめる時代です」 ▼「叙々苑」の焼肉ランチ 2000円台で高級焼き肉が味わえるのはもちろん、店によってはピアノの生演奏があるなどリッチなひと時。価格は店舗によって異なることも ▼「梅丘すしの美登利」のテイクアウト テイクアウト専門店は阿佐谷にも。ウニや中トロなど厳選されたネタが詰まった「特上にぎり」（1270円）ほか、にぎりセットは手軽な500円～ ▼「ビッグボーイ」の手ごねハンバーグ 2月からサラダバーとスープバーがついたワンプレートメニューを開始（一部店舗のぞく）。おすすめは「手ごねハンバーグプレート」（780円） ▼「串カツ田中」の手作りたこ焼き 「手作りたこ焼き」は20個で590円という高コスパに加えて、家族でたこ焼きを作る楽しみを体験できる。時短営業中は取り扱っていない店舗も ※金額はすべて税別 【スーパーマーケット研究家・菅原佳己氏】 一般社団法人全国ご当地スーパー協会代表。著書に『日本全国ご当地スーパー 掘り出しの逸品』（講談社）、『東海ご当地スーパー珠玉の日常食』（ぴあ）など 【チェーン店評論家・小浦大生氏】 コンビニやチェーン店など庶民派グルメ事情に詳しいライター。NEWSポストセブンなど多数のメディアに寄稿。一年のうち200日以上を外食に費やす ＜取材・文／週刊SPA！編集部＞