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コロナ太りに悩む美容芸人・井戸田潤。「座るだけ」のボディメイクに挑戦

「いつまでも美しくいたい」と、日々自分磨きにいそしむ美容芸人・井戸田潤。  そんな彼の美容ライフや美容意識を掘り下げつつ、“オトコの美容”について考えていく当連載。日増しに暖かくなり、薄着の季節はもうすぐ! ということで今回は、いつもお世話になっている美容整形外科「高須クリニック東京院」で、危機感を抱きつつも放置していた「だらしないカラダ」に喝を入れてもらうことになった。

磁場の強さはスタッフが調節

筋肉を鍛え脂肪を燃やす「テスラフォーマー」とは?

 テレワークによる運動不足が原因の“コロナ太り”に悩む人が増えているが、テレビの仕事などで外出する機会の多い井戸田が太った原因は違う。ただの“不摂生”だ。 「ジムにはちゃんと通ってるんですけど、晩酌がやめられなくて……。つい、毎晩ワインのボトルを空けちゃって……。へへへ」と言い訳する井戸田に、やさしい担当医師・入谷英里先生がすすめてくれたのは「テスラフォーマー」というボディメイクマシン。FMS(Functional Magnetic Stimulation)という新技術で筋肉を刺激することで、引き締まったカラダへと導いてくれるという。  電気で筋肉を刺激する痩身マシンもあるが、FMSは磁場刺激。電気に比べ、より深部の筋肉まで強力に作用するため、効率よく筋肉を鍛えて脂肪を燃焼させることができるのだとか。同一部位への複数回の施術で、筋肉量が約40%増加し、脂肪の厚さは約20%減少するというデータもあるそうで、それを聞いた井戸田はやる気マンマンに。 「お腹まわりの脂肪が本当にヤバいですからね! さっそく始めましょう!」と、意気揚々と施術室へ向かった。
井戸田潤

素のリアクションを引き出すマシン…ではない

井戸田潤

マシンが稼働すると、絶叫…

チェアに座っているだけでボディメイク!

 施術室で待ち構えていたのは、座り心地のよさそうな大きな赤いチェア。 「え!? これに座るの? 服を着たままこれに座るだけでいいの?」と、予想外の状況に戸惑う井戸田だが、その通り、このチェア型マシンは着衣のまま30分間座るだけでOK。マシンから送られる磁場が、衣服や皮膚を通して腹部や背中、お尻、太ももといった広範囲の筋肉に伝わり、しっかり刺激してくれるのだ。  マシンに身を沈め、「なんか優雅な感じですねぇ。これで鍛えられるなんて……」とニヤけていたのも束の間、「うぉっ!?」と奇声を発する井戸田。刺激が開始されたのだ。 「うぁぁぁぁ。けっこうキますね。肩こりとかに貼る磁気のやつありますよね、あれの強いバージョンって感じ」と、筋肉を30分で5万回以上も収縮させるという磁場刺激に驚いている。とはいえ、テスラフォーマーは痛覚を刺激しないので痛みが少ないうえ、スタート時の磁場の強さは70。MAXは100で、30分間100のまま施術を受け続ける人もザラだというから、まだたいしたことはないはずだ。  そこで磁場を76まであげてもらったところ、「うぉぁぁぁぁ!!!! いろんなリズムでいろんなとこを刺激されるんだけどね、お尻がヤバイの!」と悶絶。前回のボトックス注射の反応でわかってはいたが、井戸田はとことん痛みに弱い。  じつはテスラフォーマーは、もともとは骨盤底筋や膀胱の筋肉を鍛えて失禁を改善させるために開発された医療機器。ED改善など下半身全般の悩みにも効果が期待できることを施術担当者が伝えると、井戸田は「お尻がキツイのは下半身に効いてるからかもしれないですね!」と痛みに少し前向きに。ならばと、すかさず磁場を80にアップすると、「ぐぉっ!? いま上げたよね? ちゃんと言って? 上げるときは言って!?」と大騒ぎ……。こんなに痛みに弱い人はめずらしいそうで、すっかり施術担当者のオモチャである。
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“怠け心”も引き締まった?
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