「いつまでも美しくいたい」と、日々自分磨きにいそしむ美容芸人・井戸田潤。 　そんな彼の美容ライフや美容意識を掘り下げつつ、“オトコの美容”について考えていく当連載。あらゆる美容施術で着々と気になる部位を改善している井戸田だが、まだまだ悩みは尽きない。ここ最近は、歳を重ねるごとに深くなっていく眉間のしわが気になって仕方がないという。 　そこで今回もまた、美容整形外科「高須クリニック東京院」へ。眉間のシワに効果的なアプローチはないか相談することにした。 「僕の眉間のしわって深いですよね？　改善されますかね!?」と騒ぐ井戸田の眉間を確認し、「そうですね、確かにけっこう深いですね」とうなずく担当医師・入谷英里先生。「デキる限りしわを目立たなくするために、ヒアルロン酸とボツリヌス菌をダブルで注射しましょうか」と提案してくれた。 　ヒアルロン酸注射やボトックス注射によるしわ取りは、美容意識の高い女性の間ではとてもメジャーなもの。どちらも注射一本打つだけで施術が終了しダウンタイムもないので、仕事帰りに気軽に打ちに来る人も多いのだとか。 「ヒアルロン酸は高い保湿効果で肌のハリを取り戻し、しわを改善してくれます。一方のボツリヌス菌は、表情筋の過剰な動きを和らげることでしわの原因そのものを断つのが特徴。悩みによってはどちらか片方でも十分に効果を得られますが、井戸田さんの場合はヒアルロン酸でハリを出しつつボツリヌス菌でしわを抑えると、より効果を得られると思いますよ」 　痛みに弱い井戸田にとって、注射2本で済む施術は心底ありがたい。「3本でも4本でも我慢するのでお願いします！」と、さっそく施術を受けることになった。 　施術はまず、麻酔クリームの塗布から。どちらの注射もしわの回りに何度か注射を繰り返すが、この麻酔クリームによって感じる痛みはわずかで済むのだそう。 　麻酔が効き始めたところで、いよいよ注射がスタート。「まずはヒアルロン酸を眉間と鼻筋の上部に注入していきましょう」と説明しながら、入谷先生が手際よく注射を打っていく。 　細かく何度か針が刺されていくが、さすがの井戸田も注射くらいでは大騒ぎしない。「しわの状態に合わせて注入部位や量を微妙に調節しながら入れていくので、とても自然な仕上がりになりますよ」という入谷先生の言葉に笑顔を浮かべる余裕すらある。 　注入したヒアルロン酸をマッサージするように丁寧に微調整すれば、ヒアルロン酸注射は終了。続けて眉間にボツリヌス菌を注射し、10分足らずで施術はすべて終了した。　 「当院では高密度のヒアルロン酸を使用しているので、仕上がりの美しさを長く保ちます。保湿効果で注入部位がいつもみずみずしい状態になるので、老化予防にも役立ちますよ。ボツリヌス菌のほうも、質のいい長期間持続型ボツリヌストキシンを高濃度で使用しているので、同じく美しさを長く保ちます。効果が出るまで1～2週間ほどかかりますが、しわがピーンと伸びるのを実感できるはず。ヒアルロン酸注入による変化は見てすぐにわかると思いますよ。」 　 　そう入谷先生に言われ、鏡で施術後の状態をチェックする井戸田。果たして効果は……。