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「ロボット掃除機」販売員が本当に買っている3機種と絶対に買わない1機種

複雑な間取りでは任せられない残念さ

ロボット掃除機 ただし、低価格帯のモデルの中には、イマイチな商品もあります。実勢価格が2万4000円前後のAnkerの「Eufy RoboVac 30C」もオススメできない商品のひとつです。  モバイルバッテリーで有名なAnkerのロボット掃除機なだけあって、バッテリーの持ちはいいのですが、部屋の間取りや自分の現在位置を把握する機能が搭載されていないのがネック。残念ながら複雑な間取りには対応できませんし、掃除残しも他機種よりも起こりやすい。  付属の境界線テープを設置して、部屋の一部の掃除を避けられる機能もありますが、いちいちテープを張るのは手間がかかります。専用ブラシが絡まりやすく、掃除が面倒と感じる方も多いです。

同じAnker製品にも良品は存在

 Eufy RoboVac 30Cは現行機ながら、’18年11月発売したモデルなので、今回取り上げているほかの商品と比べて少し古いです。  注意喚起を行う意味でも取り上げましたが、同じ価格帯でAnkerの製品の購入を検討するなら’20年1月発売の「Eufy RoboVac G10 Hybrid」(実勢価格は2万5000円前後)のほうが吸引力が優れていて、水拭きや自動再開機能もあるのでいいと思います。  ロボット掃除機を購入するときは、家電量販店で実際に動いているところをチェックするのがオススメですが、店舗によっては展示していないこともあります。  大型の店舗では体験できることが多いので、事前に確認しておくと安心ですよ。
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マストバイ&ワーストバイの理由は?
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関東近郊の家電量販店で10年以上働く現役販売員。黒物から白物までジャンルを問わずさまざまな売り場を担当。実績が認められて大型店の店長を務めた経験もあるが、接客のほうが性に合うため、本部に直訴し現場復帰を果たす

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