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「大型家電のトラブル」冷蔵庫、洗濯機、エアコンの絶対に失敗しない購入法

 皆さん、こんにちは。関東の某家電量販店に十数年間務めている店員のスズキです。黒物から白物まで、ジャンルを問わずさまざまな商品の販売に携わり、店長も務めたことがある私が、日々の生活に役立つ家電の情報をお届けしていきます。

春に多い大型家電購入時のトラブル

家電量販店

※写真はイメージです(以下同)

 前回は「コンパクトデジタルカメラのマストバイとワーストバイ」を紹介しました。長らく、私が「買いたい&絶対買わない機種」を紹介してきましたが、今回はテーマを変えて、「大型家電購入時に起きがちなトラブル」を紹介したいと思います。  新生活をスタートさせる春は冷蔵庫や洗濯機、エアコンなどの大型家電が売れやすいです。家電量販店にとっては稼ぎどきなのですが、大型家電は設置や搬入の際にトラブルが起こりやすく、返品や機種変更の対応を行うケースも少なくありません。  そこで大型家電のアイテムごとに、起こりがちなトラブルを未然に防ぐ方法をまとめました。また、設置や搬入の落とし穴ではありませんが、テレビに関しても、購入時によくあるトラブルをまとめたのでぜひ参考にしてください。

冷蔵庫はサイズだけでなく、ドアの種類も要確認

冷蔵庫 まず、冷蔵庫ですが、設置するときよりも搬入時のトラブルが多い印象です。冷蔵庫を新調する際は、外寸ギリギリで搬入経路や設置スペースを考えるのは避けたほうが無難。  あくまで目安ですが、搬入経路と設置スペースともに、外寸プラス10センチほどの余裕を持たせておいたほうが安心だと思います。  また、冷蔵庫のドアの種類も事前チェックを忘れずに。右と左の片開きのほかに観音開き、両開きのタイプがありますが、片開きの場合は設置する場所が限られます。  転勤が多い方は設置環境が変わっても使いやすい、観音開きや両開きタイプを選ぶといいでしょう。

▼冷蔵庫を新調するときの注意点

●設置スペース(ギリギリではダメ。周囲に10cmほどの余裕が必要)を確認する ●搬入経路(こちらも外寸プラス10cmほど必要)も問題がないかチェックする ●設置スペースに適したドアの冷蔵庫を選ぶ
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洗濯機の注意点
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関東近郊の家電量販店で10年以上働く現役販売員。黒物から白物までジャンルを問わずさまざまな売り場を担当。実績が認められて大型店の店長を務めた経験もあるが、接客のほうが性に合うため、本部に直訴し現場復帰を果たす

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