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「ドラム式洗濯乾燥機」販売員が本当に買っている3機種と絶対に買わない1機種

 皆さん、こんにちは。関東の某家電量販店に、十数年間務めている店員のスズキです。黒物から白物まで、ジャンルを問わずさまざまな商品の販売に携わり、店長も務めたことがある私が、日々の生活に役立つ家電の情報をお届けしていきます。

「ドラム式洗濯乾燥機」の正しい選び方は?

家電量販店

※写真はイメージです(以下同)

 前回は「大型家電のトラブル」と絶対に失敗しない購入法を紹介しましたが、今回はそんな大型家電のひとつである「ドラム式洗濯乾燥機」のなかから「買いたい&絶対買わない機種」をそれぞれお話したいと思います。  皆さんご存知の通り、洗濯機は昔ながらの縦型と、ドラム式に分類できます。ドラム式洗濯機は縦型洗濯機と比べて高価で大型なものが多いものの、節水能力が高く、衣服が傷みにくい、乾燥能力が優れているといった特徴があります。  まだまだ縦型洗濯機のほうが売れていますが、前年比で見るとドラム式洗濯機は伸びています。これから洗濯機を新調する予定の方はぜひドラム式洗濯機も検討してもらえるとうれしいです。

衣類へのダメージを抑える機能

 1位に選んだのは、’20年9月に発売された日立の「BD-SX110F」。実勢価格が20万円と、ほかのオススメ商品と比べて安価な点も魅力です。  BD-SX110Fは液体洗剤や柔軟剤を洗濯機が適量自動投入してくれるほか、洗剤の種類や布質、汚れの量などをAIが判断。洗い方や洗濯時間も自動判定してくれるので、とにかく洗濯が楽になります。  スマートフォンと連携できる機能も便利。リモート機能で洗濯終了時間を設定できますし、操作を動画で説明してくれます。  また、時速約300kmの高速風を吹きかけてシワを伸ばす、「風アイロン」を採用しているのもポイント。ほかのメーカーよりも、シワが少なく乾燥できるので、衣類を大切に長く使いたい人にピッタリです。
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関東近郊の家電量販店で10年以上働く現役販売員。黒物から白物までジャンルを問わずさまざまな売り場を担当。実績が認められて大型店の店長を務めた経験もあるが、接客のほうが性に合うため、本部に直訴し現場復帰を果たす

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