仕事

「収入が途絶えることに不安」定年後も働き続ける男性。週5で出社、8時間勤務

4月1日より「改正高年齢者雇用安定法」が施行され、より高齢者が労働に駆り出される時代が到来した。現在、実際に働く高齢労働者たちは何を感じ、現役世代は何を準備すればいいのか? 忍び寄る“死ぬまで働く”の実態に迫る!

60代が働く現実。定年後に開ける道とは?

 定年を迎えたら、どんな仕事に就くのだろうか?  週刊SPA!が60歳以上でも働き続ける男性100人を対象に実施したアンケートで「現在の働き方は?」と質問したところ、およそ4人に1人が「定年を機に転職」と回答した。しかし、最も多かったのは「定年前の会社で雇用延長」というケース。実に全体の4割以上を占めているのだ。
老後も働く

対象/60歳以上の働く男性100人(調査期間は3月22~26日)

 働き方の多様化が進み、健康寿命も延びている昨今。定年後のキャリアの選択肢も増えてきているとはいえ、まだまだ多くの人が再雇用による定年延長を選択しているのが現実のようだ。

定年前の経験を生かせる業務で安定の再雇用

 ここからは60歳で定年を迎えた後、今もさまざまな職場で実際に働き続ける当事者の声を紹介していく。 「2人の息子も無事に独立し、定年を迎えたときはホッとして、気持ち的にもエアポケットに入ったような感覚でした。ただ、65歳まで住宅ローンもあり、収入が途絶えることに不安もあったんです」  そう語るのは、物流サービス会社ダイワコーポレーションに勤める八木一也さん(61歳)。現在は同社でフルタイムの契約社員として継続雇用されている。 「契約更新は1年ごとですが、希望すれば65歳まで継続して働ける見込みです。人間関係もほぼ変わらず、同じ会社で働き続けられるのはありがたい。年収は定年前と比べると、何割かは落ちましたが、十分恵まれた収入です」
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「40代・50代は定年後に何をやりたいか、早くから考えたほうがいい」
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