更新日:2021年05月01日 16:18
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初心者キャンパーがやりがちな失敗をアウトドアライターが解説する

オレ流な使い方が思わぬ災難を呼ぶ

キャンプ

常に片付けておくこともトラブル回避には有効。燃え移る危険のあるものなどは、バーナーなどからしっかり遠ざけて片付けておこう

 キャンプ道具は年々軽量化と実用性が進み、キャンプをより快適に過ごすための手助けをしてくれる。だが、使い方を間違ってしまうとあっさり壊れたり、思わぬ災難を起こすことにもなるという。 「連休などは車が渋滞を起こし、到着が大幅に遅れて夕方から夜になることも珍しくありません。暗い中で設営すると、説明書がなかなか読めず、誤った使い方やセッティングになってしまうこともあります。テントなどは、差し込む場所やポールを間違えて、破れたりポールが折れたりすることもあります。ポールが折れてしまうとテントが立てられなくなり、最悪帰らざる得ない状況にもなります」  せっかく来たのにトンボ返り……なんてことになれば、泣くに泣けないだろう。こうした使い方の間違いをなくすための対処方法はあるのだろうか。 「使う前にしっかりと説明書を読んで説明書通りに使ったり、設営して練習するのが一番です。ですが、なかなかテントなどを立てられる場所はないので、設営する際は時間と余裕を持って、なおかつ1つ1つ順序を追って組み立てたりすることが重要です」

間違った使い方は故障の元

 こんな感じでいいかな、こうすればいいのかなといった、思い込みや先走りで使うと、キャンプ道具はあっさり壊れてしまうので、注意が必要だ。 「私が実際に見た話なのですが、スノーピークのパイルドライバーというランタンを吊すポールでスイカ割りをしている家族がいたんです。スイカをハズし、地面をバンッ!と叩いた瞬間、パイルドライバーはグニャっと……。本来の用途以外に使うと、こうした悲劇の元にもなります」  説明書はしっかり読み、適切な使い方を心がけるのが大切なのだ。
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ガスの取り扱いは要注意!
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愛知県出身。スポーツからグルメ、医療、ギャンブルまで幅広い分野の記事を執筆する40代半ばのフリーライター。
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