更新日:2024年05月23日 13:52
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クシですくとシラミと卵が大量に…子供に急増するシラミ感染の実態と対処方法――2021年ベスト10

2021年(1月~11月)、日刊SPA!で反響の大きかった記事ベスト10を発表。衣食住から子育てまで「生活」部門の第6位は、こちら!(初公開日 2021年10月23日、記事は取材時の状況)。  *  *  *

保育園からまさかの電話

頭が痒い

シラミというと、頭が痒くなると思われがちだが無症状のケースも珍しくないとか。実際、我が家の娘は「ちょっと痒かった」くらいだった

 保育園からの電話は耳を疑うものだった。 「Aちゃん(※我が家の次女)の頭からシラミが見つかりました」  昼過ぎの保育園からの電話。スマホの着信を見て「あぁ……また熱を出したのか……」と思い、憂鬱な気持ちで出ると、思いもよらない言葉に一瞬耳を疑った。  保育士の方によれば、他の園児の父兄からシラミが見つかったと連絡があり、園児たちの頭髪を全員チェックしたところウチの娘からも発見されたというのだ。ただ、熱が出たわけではないので、お迎えは夕方でも大丈夫ということで電話を切った。

さして珍しいことではない!?

 戦後の子供じゃあるまいし、シラミとは……と思い、調べてみると近年、子供たちの間ではシラミの感染が増えており、子供から大人へ感染するケースも珍しくないという。  実際、娘が通う保育園の保育士さんに話を聞くと「1年に1〜2件は出る」という。また、知り合いの保育士にも話を聞いたのだが、こちらも同様に「年に数人は出る。珍しくないもの」という返答だった。  昭和と今では飛躍的に衛生面ではキレイになり、シャンプーなどのヘアケア商品も昔とは比べものにならないほどよくなっているにもかかわらず、アタマジラミが増えているとは……。
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シラミを知らない世代が親になったことで……
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愛知県出身。スポーツからグルメ、医療、ギャンブルまで幅広い分野の記事を執筆する40代半ばのフリーライター。
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