ライフ

緊急事態宣言中に外でお酒を飲みたいなら、ルームサービスという選択も

外飲みと家飲みのいいとこどり

谷宣英

今回はワインをセレクト。エグゼクティブシェフソムリエ・谷宣英氏が率いるソムリエがサーブしてくれます

 予約時間になるとワゴンで料理とお酒が運び込まれてきます。今回泊まったのはザ・メイン デラックスダブルという部屋でしたが、テーブルはローテーブルしかありません。これでは食事ができないので、ワゴンごと運び入れてくれるのです。  まずはワインを開けて状態をチェックし、ホストのテイスティングと本格的です。しかも、今回はなんとウェブサイトにも載っている谷氏本人が来てくれてラッキーでした。
谷宣英

谷氏にサーブしてもらいました

 もちろん、一通りセッティングが完了したら、ソムリエは帰ります。その後はゆっくり夜景を見ながらディナーを楽しめます。自宅ではないのにプライベートな空間なのでリラックスでき、外飲みと家飲みのいいとこ取りしている感じです。  シャンパンは絶品でした。果実味がしっかりしているのに熟成感があり、甘やかなのに後を引かず、優しいが深い味わいが素晴らしかったです。  食事も美味い、やばい、しか感想が出てきません。特に最高だったのは、鴨フォアグラと奈良漬けを金箔で包んだものと、帆立貝にキャビアを載せたものです。これがまたシャンパンとマッチして最高でした。
和洋前菜祝い盛り

祝宴の前菜「和洋前菜祝い盛り」

細かい配慮も

 食後は持ち込んだ赤ワインを飲みました。ちなみに、基本的にホテルは飲食物は持ち込み禁止というのが建前です。利益の確保という意味だけでなく、勝手に持ち込まれたもので食中毒にでもなられたら被害を受けてしまうからです。  とは言え、相談すれば、ある程度融通も利きます。今回も赤ワインは注文していないのに、グラスを貸してもらうように頼んだところ、「ワインオープナーもご用意しますか」との気配りもしてくれました。
ニューオータニ

最高のディナーを楽しめました

 緊急事態宣言が延長され、スーパールームサービスの提供も延長されました。同居されているご家族で気分転換したい、というのであれば最高の体験になること請け合いです。 <文/柳谷智宣>
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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