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600頭もの犬が次々と“自殺”した謎の橋。原因は目の錯覚なのか

犬の目が間違える?

 実はこの石橋は正面から見ると平地を歩いているように見えるが、実際は高さ15メートルもあるため、落ちたら人間ならほぼ死亡で犬と言えども大ケガだけでは済まない。つまり、動物のニオイに興奮した犬が平地と思って突進したら地面が無かった…というパターンが考えられる。そう「錯覚」だ。  人間の目は色の波長の違いを感じ取る細胞「錐状体(すいじょうたい)」を3種類持っているが、犬は2種類しかないため多色の色別ができる能力は低いと言われている。実験からも赤色や緑色などの区別がつきにくく同じ色として捉えていることが分かっている。  また、視野(右目と左目の視野の合計)の広さは人が180度から200度くらいに対し、犬の場合は210度から270度ほどの広い範囲を見ることができるが、対象物を立体的に認識する両眼視野については人の場合は120度に対して、犬の場合は80度しかない。  つまり色の認識や立体的映像が弱い犬の目が橋の構造を正確にとらえられず、それが原因でうっかり飛び降りてしまうという可能性も考えられる。

理由はわからぬままだが……

 それともやはり霊障の一種なのだろうか。いずれにせよ明確な原因がわかるまでは、今後もこの橋が犬の命を奪っていく可能性は高そうだ。この橋では犬のリードは決して離してはいけない。 〈文/麻枝月輝夜〉
元パチンコ雑誌編集者。ライター、編集者。パチンコ業界歴は30年近い。現在は業界誌の他WEB媒体に転職系や占い、オカルト系記事なども執筆中
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