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600頭もの犬が次々と“自殺”した謎の橋。原因は目の錯覚なのか

リードをけっして離してはいけない

橋

写真はイメージ

 イギリス北部、スコットランドの大都市グラスゴー北西部に位置するダンバートンは、映画「ブレイブハート」でも知られるスコットランド独立の英雄、ウィリアム・ウォレスが裏切りに合い、幽閉されたダンバートン城が知られる古い町だ。  この町には、物騒な橋が存在する。橋の名前は「オーヴァートン橋」。19世紀末に造られたというこの橋は、それより30年ほど前に建てられたオーヴァートンハウスと呼ばれる古城風の邸宅と町を分ける川にかかる石橋である。この石橋こそ、「犬が自殺」してしまうといういわく付きの橋なのだ。  始まりは1950年代頃からで、60年以上に渡り犬が突如飛び降りて亡くなるという奇怪な現象が続いている。一説にはその数は600頭を超えるそうで、原因を魔術や怪奇現象と結びつけ、石橋は『犬の自殺橋』として知られるようになった。この現象について何度か調査も行われてきたが、明確な理由を突き止めることができていない。そのためだろうか、橋には「犬をしっかりリードに繋ぐ」よう注意を促す看板まで立てられている。

ミンクの臭いに興奮!?

 イギリスの大衆紙デイリーメールの記事によれば、最近になり、近所に住むボブ・ヒル牧師が怪奇現象説を打ち消すある原因を突き止めたと主張しているという。 「犬たちはミンクやマツテン(※欧州のテン)、その他の小動物のニオイを嗅ぎつけ、思わず橋に飛び乗ってしまう。ところが橋の端が傾斜しているため勢いで引っくり返りそのまま落下してしまう」というのが牧師の主張する原因だ。  ヒル牧師は約20年前に妻とこの地に移り住み、その時から犬が突然橋から落ちるのを目撃してきたという。はたして原因は、橋の下の渓谷を走り回る小動物のニオイに惹きつけられ、興奮した犬が勢い余って落ちてしまったというのが事実なのだろうか……。確かに自殺した犬の多くはイギリスに多い鼻の長い狩猟犬の種類ばかりだと言われている。  だが、動物のニオイがする橋なら世界中に存在するはずだし、ミンクのニオイはここだけではないだろう。確かにミンクやテンはイタチ科なので肛門腺から分泌されるニオイは強烈ではある。こうした動物の自死については世界中から報告されているが、その科学的根拠はいまだ示されていない。
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動物は自殺しない!?
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