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闇ワクチン密売業者に接触。指定された場所に「1本15万円」の注射器

「一日100万回」を目標に急ピッチでワクチン接種が進むなか、接種時期が定まらない65歳未満の人々は「いつ打てるのか」と苛立っている。こうしたなか、さまざまなビジネスが生まれていた!

予約代行に渡米接種組も!密売業者もネットに出没

ワクチン

東京で運用が始まった大規模接種会場の様子。65歳未満の接種が始まるのはいつになるのだろうか……写真/時事通信社

 全国で新型コロナウイルスのワクチン接種がGW明けから一気に本格化した。しかし、高齢者が予約システムに殺到しサーバーが落ちるなど、各自治体でトラブルが頻発。“ワクチン難民”になった老人たちの存在がクローズアップされた。  こうしたなか、ツイッター上には4月末から数千~1万円で「予約代行」を請け負う輩が多数出現し、書き込みが溢れた。

図書館で“営業”してワクチン予約代行

「ネットができない老人に向けて、SNSで募集するのはアホ」  こう鼻で笑うのは東海地方に住む会社員の男性(30代)。彼は予約代行で5万円以上稼いだという。 「テレワークでたまに行く図書館の新聞コーナーでいつも会う老人がいて、ワクチンの予約ができないと相談されて。接種券を持ってきてもらいQRコードを読み込んで記入したら5分で予約できた。そうしたら、その老人がえらく感動しちゃって、『お金取ってもいいから友達の分も予約してくれ』って泣きつかれた。一人2000円もらって、計8人分予約したよ」  男性はこれで味をしめ、翌週から隣町の図書館に“遠征”。午前中から井戸端会議をしている老人たちに声をかけたという。 「話に乗ってくる人は少ないんだけど、一人の老人が知り合い5人とか連れてくるので効率はいい。藁にもすがる表情で懇願してくるので心苦しいけどね。夫婦で3000円とか、貧乏そうな老人には1000円とか価格は変えてますが、30人近く予約を取った。割のいい短期バイトでしたよ」  男性の行動は褒められたものではないが、それだけ予約システムが機能していない証左だろう。
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渡米してワクチン接種。3日で150人が殺到
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