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50歳で約4割の「貯金0円世帯」、見直すべきは住居費。老後におすすめの移住先は

老後におすすめの郊外エリアは

 一般に、人口が増えているのは都市部であることを考えると、行政サービスが充実して高齢者が安価に暮らしやすいのは、都心に近いエリアだ。だが、年金暮らしの身にとって居住コストの高い都心に住むのはやはりハードルが高いといえる。 「狙い目は都市圏の郊外エリアです。都内だと八王子市、立川市、練馬区の大泉学園。千葉県では柏、神奈川だと座間や厚木。これらの地域は居住コストもそれほど高くなく、財政的に安定し、医療、行政サービスが充実し、懐に余裕のない高齢者にとっても、魅力的な街だと言えるでしょう」  地方移住ではなく、都市郊外移住が現実的だ。

高齢者シェアハウスに入居して新たな繫がりを得る

50歳貯金0円男の老後

都下なら一部屋4万円+水道代程度の賃料が予想される

 水道光熱費込みの月5万〜6万円で、都心に暮らせるシェアハウスは若者たちに人気だが、今後、元気な老人たちが節約しながら、ひとつ屋根の下で暮らす光景も日常的になるかもしれない。  65歳以上向けの賃貸情報サイト「R65不動産」を運営する山本遼氏に、高齢者がシェアハウスに住む利点を聞いた。 「まずは経済的なメリット。シェアハウスは初期費用がかからず、水道光熱費も一人暮らしの場合に比べて断然安い。生活に必要な家具も備わっているので、生活コストを下げつつ、広々とした家に住みたい人にはうってつけです。2つ目は、必然的に周囲と接することで、孤独死のリスクヘッジになります」
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高齢者シェアハウス、向いている人の特徴は
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