デジタル

ドローン最前線。規制だらけの日本では独自の工夫・改良が

想定外の事態への対策も進む

 システムによりエラー等が発生した場合には瞬時に飛行を停止するシステムがあらかじめ組み込まれているものも多いが、想定外の事態に対する安全対策装置も様々なメーカーが開発しているようだ。
PARASAFE

日本化薬株式会社のドローン用パラシュート「PARASAFE」

松屋R&Dのドローン用エアバッグ

松屋R&Dのドローン用エアバッグ

 有事の際に活躍するドローンも。中国のHARWARが開発した多用途ドローン「D-HOPE Ⅲ」は最大積載量が25kgとなっており、様々な救援物資を搭載することが可能。  オプション品となる搭載アタッチメントには救援物資透過モジュールや水上救急救命モジュールなど様々なモジュールを搭載し災害対策活動を行うことが可能となっている。
HARWAR D-HOPEシリーズ

HARWAR D-HOPEシリーズ。国内は株式会社センチュリーが代理店となっている

HARWAR D-HOPEシリーズ

オプションの搭載アタッチメント。最大25kgまでのモジュールが搭載可能だ

今後の法改正を注視したい

 これ以外にも鯨類調査で活躍するVTOL-UAVや小型水中用ROVなど様々なドローンが世の中には存在しています。世界にはすでに人を乗せて飛ぶことが出来るドローンも登場しています。  ドローン規制が更に厳しくなるとも言われている日本。今後の法改正を注視したいところです。 <文/板倉正道>
テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク
1
2
3
おすすめ記事
ハッシュタグ