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中古スマホの人気度を市場調査。iPhoneの売れ筋が3万円台

MNO市場は楽天モバイルが攻勢

 4月30日よりiPhoneの取り扱いを開始した楽天モバイル。  プラン料金1年間無料キャンペーン(当キャンペーンは終了。現在は3ヶ月無料キャンペーン)やデータ通信量が1GB以下ならゼロ円の「Rakuten UN-LIMIT VI」もあり、現在では契約者数が400万件を突破しています。  既存のMNOに比べ基地局も周波数帯も足りていないと言われる楽天モバイル。基地局に関しては日本郵政グループとの業務提携により郵便局に楽天モバイルのアンテナが設置されることでカバー。  周波数帯も5Gでは東名阪以外の1.7GHzを割り当て、4Gでもプラチナバンド帯の再割り当てを検討して欲しいと総務省に意見提出するなど積極的な攻勢に出ています。  さてそんな楽天モバイルがMNOとして本格参入してから1年が経過した事で中古・未使用端末の売買はどうなっているのか? という訳で中古スマホの売買では非常に知名度の高い「株式会社イオシス」に話を伺ってきました。
イオシス

イオシスでは常時在庫2万台以上。店内見渡す限りスマホの山だ

現在の売れ筋はやはりiPhone

 楽天モバイルがiPhone本格参入したということも有り大きく売れているのはiPhone。そう語るのはアキバ中央通店スタッフの河野さん。
イオシススタッフ河野さん

イオシススタッフ河野さん。オススメはiPhone8のレッドカラー

 iPhone6s以降の端末で楽天モバイルが利用可能ということもあり、とりあえず楽天回線でiPhoneを試したい人が購入しているとの事。ただし、iPhone6sだと古すぎてバッテリーが心配ということも有り、iPhone7、8辺りが大きく売れているようだ。  ちなみに取材時6月第1週では、iPhone7最安値は32GB・Cランクが9980円、iPhone8が64GBCランク14800円ととりあえず試すには調度良い価格となっている。しかし、iPhone7・8だけが売れ筋かと言うと実はそうではないようだ。  iPhoneとしては第11世代にあたる「iPhone X」も回転効率が良いという。発売当初、従来より高額で販売されたiPhone Xが現在では64GBランクCが3万円台で購入できる。  iOSの対応期間が長くなり、長期間利用できる用になったので当時高かったが今なら安くなったのでOLEDのiPhoneを試したいという人にも最適なようだ。
iPhone7、8はすべてSIMフリー

iPhone7、8はすべてSIMフリー。格安でiPhone+楽天を試すことが可能だ

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一方、Androidは?
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