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料理研究家・河瀬璃菜「地方出張の楽しみは地元サウナ巡り」ベスト5を発表

―[読むサウナ]―
かつてサウナ好きといえば男性ばかりのイメージがあったが、最近は女性ファンも多い。サウナ愛好家たちから「りな助」の愛称で親しまれている料理研究家、河瀬璃菜さんも女子サウナーの一人。 別冊SPA!『ベストサウナ』では、そんな彼女へのインタビューを敢行。サウナの魅力、オススメのスポットについて語ってもらった。
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河瀬璃菜

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最初は苦手だった水風呂が病みつきに

 商品開発やプロデュース、イベント出演などで日頃から全国各地を飛 び回る料理研究家の河瀬璃菜さん。 出張の連続で大変そうだが、それを苦にする様子は見られない。なぜなら訪問先の地方でのサ活をなによりの楽しみにしているからだ。 河瀬:サウナ歴は5~6年とそれほど長くありませんが、私にとっては生活の一部。今は都内にキッチンスタジオ兼事務所を借りているのですが、そこも近所にいいサウナがあるという理由で決めました(笑)。中野にある「清春湯」という銭湯で、ここは水風呂が私好みの低めの水温なんです。仕事終わりだけでなく合間に行くことも多いため、サウナから出た後に浸かると身が引き締まり、「よーし、仕事頑張るぞ!」って気持ちになれるんです。 ーー当初は水風呂が苦手だったそうですが、どのような心境の変化があったのでしょうか。 河瀬:ある出張の際、地元の銭湯にフラっと立ち寄ったのです。その日はすごく疲れていて、サウナから出た後になんとなく水風呂に入ってみたんです。私は料理だけでなくデスクワークで机に向かっている時間も長く、以前から首や肩のコリに悩まされていたんですけど、すごく楽になった感じがして気持ちよかったんです。それがきっかけで水風呂も含めてサウナなんだと思うようになり、以来サウナ上がりの水風呂は私にとって欠かせないものになっています。

サウナがきっかけで仕事の幅も広がった

 そんな河瀬さんがマイベストサウナの1位に挙げたのは、埼玉県草加市にある「湯乃泉 草加健康センター」。ドラマ『サ道』(BS テレ東)にも登場したこともある首都圏を代表するサウナーの聖地として人気の施設だ。 河瀬:若干湿度を含んだ高温サウナで、天井も高くて一度に大勢の人が入れるほど内部は広々として、水風呂はいつ来てもしっかり冷えています。ほかにも薬湯や炭酸水泉など種類も豊富で、入り口から脱衣所→大浴場→休憩所と館内の動線にムダがありません。マンガ本も大量にあるし、ここに来ると毎回長居しちゃうんです(笑)。食事もレベルが高くて餃子は絶品。辛さを選べるトマトサンラータンメンも美味しいです。
草加健康センター

草加健康センター(撮影/林 鉱輝、以下同)

草加健康センター草加健康センターーープライベートでの訪問をSNSに投稿すると、それを見た同施設の広報から連絡。これが縁で館内の食事処で提供するコラボメニュー(不定期で実施)をプロデュースしたそうですね。 河瀬:想定外のこととはいえ、結果的にサウナを通じて仕事の幅が広がりました。
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第2位は熊本にある“西の聖地”
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フリーライター。鉄道や飛行機をはじめ、旅モノ全般に広く精通。3度の世界一周経験を持ち、これまで訪問した国は50か国以上。現在は東京と北海道で二拠点生活を送る。

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ベストサウナ

アナタだけの“ベストサウナ”は、本書を読めば見つかるはず

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