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DDTサウナ部、地方巡業は“サ旅”とセット「ハマるほどプロレスの自信に」

―[読むサウナ]―
 サウナブームと言われて久しい。日常生活の中で、能動的にサウナを取り入れるファンが増え、サウナーの意識、施設の充実共に洗練され続けている。では、情報の発信源となっている有名サウナーたちは、どんなスタイル・価値観でサウナを楽しみ、それを満たすべく、どんな施設を愛しているのか。 別冊SPA!『ベストサウナ』に掲載された、DDTサウナ部(DDTプロレスリング・竹下幸之介、勝俣瞬馬、MAO、上野勇希)のサウナ座談会、その拡大版をお届けする。 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます

熊本巡業で西の聖地へ

DDTサウナ部

(写真左から、敬称略)竹下幸之介、MAO、上野勇希、勝俣瞬馬

「サウナはレスラーの心も体も鍛えます!」と断言するのは、DDTプロレスリングの竹下幸之介・勝俣瞬馬・MAO・上野勇希ら若手選手によって結成されたDDTサウナ部。全国で試合する強みを活かして、試合後は各地の名サウナを回っている4人、現在リング上でもThe37KAMIINA (サウナカミーナ)というチームとして活躍中だ。 ――まずはDDTサウナ部ができたきっかけから教えてください。 勝俣:2019年の夏に熊本大会があったんですけど、当時竹下が『サ道』(タナカカツキ著)にハマってまして、熊本の試合終わりに「西の聖地・湯らっくすっていうのがあるから行こうよ」って僕と勇希を誘ってきたんです。 竹下:もともとお風呂大好きで、スーパー銭湯とか岩盤浴とかよく行ってたんです。サウナは筋肉痛もとれるし、タイトルマッチの前なんかは体引き締まった感覚ありますしね。 勝俣:僕は行ったことはあるけどハマるほどでもなかった程度だったのが、その日は竹下が入り方を全部教えてくれて、アウフグース・ロウリュウ・セルフロウリュウを全部体験して感動して! あまりに気持ち良すぎて「これはサウナ部としてやってきましょうよ」って話になって即日結成したんです。

ほろ苦い、東京のデビュー戦

上野:それから東京でも3人で行くようになったんですよね。それにMAO選手も一緒に行くようになったんですけど、最初はどこだっけ? 竹下:あれは名前出さない方がいいね! 某地方のスーパー銭湯なんですけど、あまりよろしくないサウナに当たってしまって、ぬるいし水風呂変なの浮いてるし、ととのいスポットにはいっぱい虫いるし……。 MAO:それが僕のサウナデビュー戦で、ととのうどころか乱れちゃったんですけど(笑)。あまりに悔しくて、それから東京帰って、まだ遅くない時間だったんで近場のサウナに行ってリベンジを果たしました。それで正式にサウナ部加入したんです。 勝俣:それからは地方のサウナに行くのはもちろん、4人で萩の湯で新年会やったりしてね。ただコロナ以降は個々で活動してる感じですね。
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プロレスにサウナ効果は?
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ベストサウナ

アナタだけの“ベストサウナ”は、本書を読めば見つかるはず

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