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料理研究家・河瀬璃菜「地方出張の楽しみは地元サウナ巡り」ベスト5を発表

サウナーによるサウナーのための施設

ーーそして、2位に選んだのは、熊本の「湯らっくす」。 河瀬:ここも全国区のスポットですが、まさにサウナーのサウナーによるサウナーのための施設。中でもメディテーションサウナはフィンランドスタイル。自分でサウナストーンに水をかけて温度を上げ、自分の身体を叩くためのヴィヒタ(白樺の枝を束ねたもの)もあるんです。 ーー水風呂の深さは男湯、女湯ともに日本一。さらに天然のミネラルウォーターとして名高い阿蘇の伏流水を使用しており、“飲める水風呂”としても有名です。 河瀬:《MADMAX》って書かれたボタンを押すと、上から大量の水が落ちてきて頭からかぶることができます。こういう演出をするところなどエンターテインメント性の高い施設です。
湯らっくす

熊本「湯らっくす」の女性浴室(施設提供写真、以下同)

湯らっくす湯らっくす湯らっくす

アート×サウナの融合

ーー3位に挙げたのは同じ九州の佐賀・武雄温泉の「御船山楽園ホテルらかんの湯」。サウナシュランで2年連続全国1位に選ばれた施設で、趣向を凝らした個性的なサウナが揃っていますね。 河瀬:とにかくデザインが素晴らしく、特に女性用は普段私たちがイメージするサウナとは全然違います。アートとしてもすごくいいんです。 2020年夏にリニューアルされ、女性用サウナ室はこれまでの固定観念を覆す真っ白なドーム型。水風呂も武雄温泉の源泉を冷却したものを使用するなど手間をかけています。 河瀬璃菜
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サウナあがりにオススメの食事
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フリーライター。鉄道や飛行機をはじめ、旅モノ全般に広く精通。3度の世界一周経験を持ち、これまで訪問した国は50か国以上。現在は東京と北海道で二拠点生活を送る。

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ベストサウナ

アナタだけの“ベストサウナ”は、本書を読めば見つかるはず

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