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ヤクザ映画の東映、再び。『孤狼の血』続編に出演を志願する俳優は後を絶たず

ミニシアターを支援する“SAVE the CINEMA”にも参加

白石和彌

白石和彌監督

 撮影は前作に続き、オール広島ロケで行われ、地元の理解と応援によって順調に進んだという。一方で、白石監督はコロナ下の映画業界の窮状に真っ先に声を上げた一人でもある。 「昨年、ミニシアターを支援する“SAVE the CINEMA”に参加しました。ミニシアターがなくなれば、お客さんは劇場に来なくなり、人が育たなくなる。日本で公開される映画の7〜8割がミニシアターで上映されていますからね。ミニシアターを回るために自主映画『シュシュシュの娘』を撮った入江悠監督などを見ていると、頭が下がる思いです」  スクリーンの外にも“狼”はいる。 『孤狼の血 LEVEL2』 監督/白石和彌 原作/柚月裕子「孤狼の血」シリーズ(角川文庫/KADOKAWA) 出演/松坂桃李 鈴木亮平 村上虹郎 西野七瀬 配給/東映 8月20日(金) 全国公開 【白石和彌】 若松孝二監督に師事。長編2作目『凶悪』で数々の映画賞に輝く。’18年公開『孤狼の血』では、日本アカデミー賞を最多12部門を受賞。’22年春には『仮面ライダーBLACK SUN』がスタート 取材・文/よしひろまさみち 取材/村田孔明(本誌) 撮影/加藤 岳
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